月別アーカイブ : 2012年7月

投稿日:2012年07月05日

2012年07月05日

夜、ダンボが急に床を隅から隅まで舐めはじめた。
数年前にもあった。
何かに取り憑かれたように床の隅から隅まで、まるで雑巾掛けをするかのようにペロペロと舐める。吐くためにわざとゴミや埃などをこうして口にするのだ。
体調が悪くて吐く時とはちょっと様子が違う。が、一度床舐めを始めるといくら止めても言うことを聞かない。吐いてそれで楽になるのかと思えば、そこで終わらずにまた床を舐め出す。
これがだいたい半日近く繰り返される。
埃がないとわかると今度はラグの毛をむしり取って食べてしまう。吐くために草を食べるのと同じで室内犬の場合はこうなるのかもしれない。
喉に何か引っかかったような不快感があるんだろうか。
以前に同じことが2〜3回あったが、病院で診てもらっても特に問題なしということだったので、結局は原因はわからないままだ。
どこがどうおかしいの?
なんとか汲み取れないかと様子をジッと見る。
オヤツ、食べる?
そう尋ねると欲しがるので、具合が悪い時とはまた違う状況なのだ。
でもね、やっぱり心配だわ…。だってもう1時間以上は吐いたり舐めたりを繰り返していますよ。あなた。
ネットで調べてみると、同じようなことは他のワンちゃんにもあるらしい。今日のダンボとそっくりなケースが何件か出てくる。
が、それが何から来るものなのかというところには辿り着けない。
困った。
一体どうしちゃったの、ダンボちゃん。
どうもしてあげられずに私自身も方法が思いつかないでいたのだが、一つだけ原因はこれかも…という興味深いブログ記事を見つけた。
それは心因性のもので、最初は確かに喉に何かが引っかかったかなにかで吐こうとしたのだが、その後は原因が消えたにもかかわらず、そのイヤな感覚が消えないことでいつまでも最初の行為を繰り返してしまうということが考えられる、ということだった。かかりつけの獣医さんの、これはあくまでも一意見としての断定できない答えだったかもしれないが、その意見にかけてみようと思ったのだった。
ダンボ、おいで。
床舐めを強制的にやめさせると、ダンボをひざの上に乗せた。
イヤな気分の記憶から、このループから解放させてあげられたらいいのかもしれない。
それから、「大丈夫、もうしんどくないからね」と繰り返し声をかけ、頭を撫でて過ごしたのだった。
すると。
最初はイヤがっていたダンボもだんだん落ち着いてきて、そのうちにひざの上でおとなしく寝てくれた。
そっとそのままベッドに連れて行って、添い寝をしたらいつものように普通に寝ているダンボに戻っていた。
普段しんどい時のダンボは私をよせつけない。
構われるのをうっとおしがって逆に1人になりたがるので、そんな時には一匹の動物として尊重をして付かず離れずの距離で過ごしていたが、例外があったのかもしれない。
ラグ、ずいぶん食いちぎられちゃったけど…
ダンボが穏やかにしているのが、やっぱり一番だ。
明日また元気にお腹空いた‼と言って私を起こしてね。
ダンボは私の宝物なのだ。


投稿日:2012年07月04日

2012年07月04日

相馬裕子ちゃんのライブ。
今年の裕子ちゃんはバンドでのライブを定期的にするということで、私もバンド形式のサポートは久しぶりなので新鮮だ。
バンドでキーボードを弾くのは好きなことの一つだ。弾き語りで自分の歌を歌うと「あぁ、やっぱりこのスタイルが好きだなぁ」と思うのだが、鍵盤楽器で誰かの歌の伴奏をするということと、自分で書いた曲を自分で表現することは全く違うベクトルであり、同じぐらい私にとっては惹かれることだ。サポートに就く時にはなるべく歌う人の細かい心の波を読み取れるように気にしたい。同じ歌でもその時によって細かい心の波は毎回違うし、自分がシンガーソングライターであることを生かした役割が果たせたらいいなと思っている。
ライブが終わると今日は大人しくすぐに帰った。
どうも体調がスッキリしないのだ。


投稿日:2012年07月03日

2012年07月03日

ちょっとあなた!なにしてるの!
ウッドデッキで日向ぼっこしているとばかり思っていたダンボが、また禁断のネコうんち探しをしているのを見つけた。
以前、この辺りには近所のネコに糞をされるようになったのだが、上を歩くとチクチクするシートを敷いてからは、ピタッと被害がなくなったのだ。
これでやっと安心できるわ…。
と、思っていたのだったが、その後は大きなプランターが置いてあるそのプランターにたまにウンチをされていたのだった。
ダンボは普段天敵のネコのウンチを一度食べてから味をしめて、以来大の好物となってしまった。なので、プランターには落ち着いて用が足せないように物を置いたり、そこに近づけないようにチクチクシートを敷いたりして対策ははかってきたのだ。
ネコもダンボもあきらめたのか、最近はネコ糞問題は鎮火していたはずだったのだが…。
今日は外に出たままなかなか部屋に戻って来ないなぁと思っていたら、ダンボはプランターの土の上に勇ましく立っていて、足元の土は掘り返されたあとであった。
こらっ!
もうダンボは何かを見つけて食べた後なんだろう。叱られた時のちょっとバツの悪い顔をしてから何もなかったかのように部屋に戻ってきた。
お前、手が土で汚れているよ。
ホリホリして見つける美味しい宝物は、お前の大嫌いな敵のウンチ。わかっているのかい?
武士は食わねど高楊枝。
人間だったら武士にはなれていないわね。
どこかでニャーとネコの鳴き声がすると、また勇ましく吠えに走って行く。
馬鹿犬は、本当に馬鹿飼い主だけのせい?疑問がわいてくる。
勘違い野郎という言葉がピッタリの、間抜けなダンボなのであった。


投稿日:2012年07月02日

2012年07月02日

先日ホームセンターで買ってきた防犯グッズ。少しだけ窓を開けて過ごしたい時用にと、いろいろ種類を検討して、結局窓枠に貼るタイプの金属で出来た突っ張り型の鍵4個入りの物を買ったのだった。
ところが買って初日。
張り切って窓の上下二箇所に貼ったものの、試しに強度を確認しようと一度窓をスライドさせたら一つが簡単にポロリと取れたのだった。
床に転がったそれを拾い上げたら、接着面は普通の両面テープが貼ってある程度のヤワな感じではないか。
ネットでもホームセンターでも、人気の商品でそんなに安いものではなかった。一般的に出回っている品物のようだったので安心して購入したのだが、こんな強度で大丈夫なのかしら…。
昔実家でもつけられていた窓用のサブの鍵で、その時は強力な粘着力でビクともしなかった記憶があったので、今の時代に品物が退化するとは思えない。
いや、それとも強力接着剤を使ってつけた方がいいのかしら。
だが、ここは賃貸。やっぱり余計なことをせずにまた新しいのを使おう。と、追加でまた新しい鍵をつけたのだった。
そして購入して数日。
床には3つの鍵が転がっている。
いずれもポロっと剥がれ落ちて、防犯のお役目を担うところまで行かなかった物たちばかり。
残った一つはもう使う気になれなかった。こんなヤワな様子であんた達、泥棒に対抗出来るはずがないでしょうが!
防犯グッズまでが草食系になってどうする。
ふんっ。
防犯グッズに頼ろうとした私が間違っていたわ。
そうよねぇえっ。
残った一つの鍵が、肩身が狭そうに私の顔を見上げていたのであった。


投稿日:2012年07月01日

2012年07月01日

今日はうるう秒の調整日なのだそうだ。
朝起きてネットのニュースでうるう秒について知ったのだが、これは1972年から今日で25回目の調整にあたるのだそうで、世界時間との誤差を調整するために追加または削除される1秒のこを差すらしい。
うるう年は知っていたが、うるう秒があることを知ったのは今朝が初めて。1972年から実行されていたのならそれほどめずらしいことではない。みんなうるう秒についてはもう馴染みがあったということなのだろうか。
パソコンや携帯が今ほど普及していなかった頃、私の時計はまぁまぁ適当だった。分単位で合っていれば「すごく合って」いる感覚だったし、腕時計も2分ぐらいズレていても「ズレている」ことを前提に時間をなんとなくで計っていたとしても、それで特に困ることはなかった。
だが今私の携帯は時報でしっかり合わせているし、寝室の壁がけ時計は電波時計なので時刻を合わせてくれるしくみになっているのだ。
で、うるう秒って今日のいつ、どうやって調整するのかしら・・・。
調べようと思ったら、部屋の壁がけ時計の秒針が突然ぎゅい〜〜んと速い速度で周り始めたのだった。
ビックリした。
何も知らなかったらちょっとオカルトチック。
今、今がまさにうるう秒調整タイムだったのね。
秒針は一周ぎゅい〜〜んと回ったと思ったら、何事もなかったかのように元の動きに戻ったのであった。
世の中、ピッチリ時間って回っているのね。
時計の精度に感心しながらも、遅刻する人間があまり減らないことにもまた妙に感心するのであった。