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投稿日:2011年04月20日

2011年04月20日

少し前にi-phoneに乗り換えたのだが、MACを使っている私にとっては思った以上に使いやすく便利であることに気がついた。
Viberというソフトを入れたら電話が出来たり、アドレスやituneも同期してくれる。今まではあまり新しいメカを手に入れても嬉しくならない方だったのだが、今回は私ぐらいのメカ音痴レベルでも操作が簡単ではないか。
私は結局携帯メールを打つ時の「親指押し」が出来ないままだ。
左手に持って、右の人差し指で文字を打っているのだが、それもやりやすい。
そこで以前携帯を勧めて買ったものの、結局覚える気がなくなって使えないまま原始人生活を送っている父に「i-phoneだったら使えるようになるかも!」と、電話をかけてみたのだった。
「もしもし」
「なんでっか」
「お父さん、携帯もう使ってないの?」
「つこてへんわ」
「i-phoneはどう?」
「え〜〜〜っ?なに。アイ、アイ、アイ・・・なんやそれ」
保守的な父は未来からやって来たメカ、「携帯」が嫌いらしく、知らないメカの話をすると不機嫌になる。いつも大人げなくキレ気味になるので、今日は父が喜びそうな機能について先に話すことにした。
「テレビ電話って知ってる?」
「顔が映るやつか」
「うん、顔見ながら電話出来るよ!」
父の回答は「面倒臭い、そんなもんいらんわ」であった。普通の老人は、その電話を持てば可愛い孫の顔が見れる、とか遠く離れた娘の顔が見れることは嬉しいことじゃないのか。テレビ電話の宣伝の時はみんな嬉しそうにしているので、テレビ電話が出来ると言えば父は喜ぶと思ったのだったが、孫の顔も遠く離れた娘の顔も見たってしゃーないやろ。ということで、一瞬で話は途切れた。
「携帯はいらん」
既にキレ気味になっていたので、あわてて電話を終えた。
まぁ、この親にしてこの娘あり、か。
私にも原始人の血が流れている。
私はi-phoneが使えるようになったニュー原始人なのである。