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投稿日:2012年09月03日

2012年09月03日

昨日、なんだか顔が腫れぼったい気がするなぁと思っていたが、今日朝起きて鏡を見てみたら顔がエラくひどいムーンフェイスに戻っていた。
ムーンフェイスというのは「ステロイド」を服用した際に起きる副作用の一つだ。顔がドラエモンのように丸くなってしまう状態なのだが、最近はだいぶ”まん丸”加減も落ち着いてきたので、”まぁしょうがないな”ぐらいのあきらめ度数で過ごしていたのだ。
薬が増えたわけでもないのになんで?
増量で思い当たるのは新しく始まったネオーラルという薬のみ。ということは、ネオーラルの副作用もムーンフェイスみたいなことがあるのでしょうか。
そこでネオーラルの副作用で検索をしてみると・・・・。
むくみというのがあった。これなのかしら。そういえば前回お薬の影響で腎臓の数値がちょっと悪くなっているけれど、ここはちょっと思い切って薬の量を上げましょうと言って薬の量がまた増えた。なので、腎機能の関係でむくみが出ているのかもしれない。いや、そうではなくステロイドと併用で使うとステロイドの効き目がアップするということが書いてあるページも見つけた。
多分、どちらかの薬の影響が出ているのだわ・・・。
ステロイドも飲み始めて既に12年が過ぎた。
使ったことのない人は「恐ろしい薬」として出来るだけ使わないようにと避ける薬なのだそうだが、いかんせん私の場合はこれを飲み続けないといけない。実際副作用にも随分悩まされてきたのは確かだ。
血糖が高いのもそう、ムーンフェイスもそう、大量に飲んでいた頃は顔に痣が出来たりニキビが出来たり、あと信じられないような産毛ならぬ剛毛が全身に生えてきてびっくりした。
剛毛は勘弁してほしいです。
と、思ったら今度のネオーラルでも一番の副作用で「多毛」というのが出ていた。
えぇ〜〜〜〜〜っ。
私、その副作用が出たらまた剛毛に全身覆われちゃうんですか。
ステロイドを大量に飲んでいた入院中の頃は本当にすごかった。気づいたら男の人の足の毛ぐらいの太い毛がすねに生えていたのだ。腕もおでこも猿というか・・・「猿に育てられた猿少女が山奥で見つかった!」と、掲載されている全身毛だらけの女の子の写真を怪しげな新聞や雑誌で見た事があったが、丁度そんな感じのルックスだった。
太ももがフサフサの剛毛で覆われていた時にはショックを越えて暑かった。暑いので着ていたパジャマをまくって過ごしていたら、病棟ですれ違う男性患者にものすごく驚いた顔で足の毛を見られたので、悲しいを通り越して「剛毛が生えていて何が悪い!」ともう開き直っていたんだったわ。
でも、もう病院ではないので今度はより社会の目にさらされてしまうということなのね。
渋谷駅で女子高生に写真を撮られて「今すんごぃ女の人見ちゃった!」とつぶやかれるかもしれない。
塾帰りのガキんちょに指を差されて、街中で雪男発見とか、笑われちゃうのかしら。
健康ってつくづく有り難い。
もし、街でフサフサのドラエモンみたいな女性を見たら、そっとしておいていただきたい。
それは傷つきやすい乙女心の私なのかもしれないからである。