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投稿日:2012年12月27日

2012年12月27日

”よっぽどのことがない限り、お正月は里帰りをする”というその”よほどのこと”が有り難いことになさそうなので、新幹線の往復チケットを外来の待ち時間に購入しに行った。

御茶の水駅のみどりの窓口はいつもより混んでいた。

年末年始の移動の為のチケットを購入しに来ている人の分が増えている感じだ。新幹線チケットはネットでも購入出来るが、障害者手帳を使えないというのが不便で、電話で訊ねてみたけれどやっぱり窓口で購入するしかないのだそうだ。

「東京~京都間を往復で、大人指定席を一枚お願いします」

荷物が棚の上に上げられないので、一番後ろの席を希望する。スーツケースを席の後ろに置く事が出来るからだ。下りは2日の2時前後の便で探してもらったが、最初はあっさりないと言われた。

「じゃぁ、2時台の便ならどれでも結構です」

おかしいな。昨日ネットで指定席の予約状況を見たらガラガラだったのに・・・。

”2時台”という幅にすればいくらなんでも席はあるはず。結構な便数があるし、いずれも予約状況は空いて居た。

のだが、

「う~~ん、空いていないですねぇ」

本当に?

というか、あまり探してもいないのにすぐ口にしていません?

さっきも”2時前後の便で”と言った時に、確かこの係の人は便を1つ分しか見ていなかったように見える。”2時前後”と言えば、少なくとも2つぐらい候補を立てたっていいんじゃないの。

”では2時台ならどの便でもいいです”と言っても、貴方まだ2分も経たないうちに「空いていない」と口にしていますね。

私はすぐに「無理」と返事をする仕事人は大嫌いなのだ。

カチンときたので、「2時台のであればどの便でも結構です」ともう一度怒りを押さえて発してみる。

それから1分ほどして「あぁ、ありますね」とまるですごい大発見をしたかのように係の人は言ったが、それは2時10分発の便。2時台全てを探した上で再度当たったわけじゃなかった。

ふん。

ありがとうございますと言う気にならなかった。

一瞬ヒヤっとしたではないか。

帰りの便の時も同じようにいちびられたが、行きも帰りも無事に指定席のチケットを受け取ることが出来た。

「チケットが取れてよかった」

ホッ。

そして「あぁ、これで私、本当にもうすぐウツボカズラに帰省するんだわ」とまた別の憂鬱に覆われるのであった。