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投稿日:2014年09月23日

2014年09月23日

外来日。

採血を終えて、診察までの空き時間に神田明神にお参りに行く。秋になって神馬のあかりちゃんもまた戻ってきたのでのどかな境内だ。

お参りを終えてから血液内科の診察を受ける。

数値的には今日も「赤血球」と「血小板」の2種類の輸血を受けることになったのだが、先生から”新しい薬を使ってみませんか”という提案をもらったのだ。

それは「血小板」の数値を上げる薬。

私の病態がこの薬が使える病気に一致するという考え方もあり、それで前は見送ってきたのを今回試してみる価値があるということで、思わぬ扉が開いたのだった。

血小板はこのところ毎週10000以下で、輸血を受けても一週間後には6000〜7000というギリギリの数値だった。血小板輸血は自己抗体が出来るともう輸血を受け付けなくなる。そうなったらもう手だてがないのだなぁと、あまりそのことは考えずに「今日」を過ごしていた私にとって希望の光。薬でもし血小板が上がってくれればもう一つの赤血球輸血はしなくてはならなくても、例えば前みたいに10日間の旅行にも行けるのだ。

免疫抑制のATG療法も骨髄移植も、胸腺腫があるからもう出来ないと言われてあきらめていた。あとは何か私の身体に奇跡が起きるしか方法はなかったというのに・・・。

新しく始まる薬でまた希望を持って行こう。

献血でいただいている命をつないで行こう。