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投稿日:2007年05月10日

2007年05月10日

今日はsister kayaさんとのビューティサロンライブ初日で厚木に行った。
厚木と言えば、う〜んと前に大阪から車でバンドで東京に来て、帰りを高速を使わずに帰った時に途中休憩をした最初の場所が厚木だった。
厚木辺りではまだみんな元気で盛り上がっていたのだ。で、その後の山越えで酔いそうになり、だんだん無口になっていったっけ。名古屋に着く頃には、車内はかなり盛り下がり、高速で帰らなかったことをみんな後悔していたのだ。岐阜以西のことは全く覚えていないので、多分私はグースカ寝ていたと思われる。
今日は高速で厚木に向かう。
東京から厚木までは、東名に乗ればすぐの距離なのだ。
目の前の雨を見ながらリハの復習を頭の中でする。エンディングやテンポ出し、苦手箇所を思い出し過ごす。
遠くに看板が見えてきた。
もう厚木の出口だ。
と、思っていたら車は厚木インターを下りずに本線直進を続けるのだった。
<厚木と言えば、厚木で下りるのかと思った>
普段の私だったらここで、お節介モードが顔を出し「厚木ですけど、ここで下りなくても大丈夫ですか〜」と言っているのだが、今日は何故か<厚木に行くのなら、普通私だったら厚木で下りちゃうだろうな。さすが、下調べ済みで素晴らしい!>と感動をし、”ならば、私も今日は更に頑張ろう”モードになり、練習シミュレーションの世界に没頭していったのであった。
そして没頭し過ぎたのか、私はまた寝ていた。
「厚木って過ぎちゃったのかな・・・」
目覚めたのは、Y氏のこの言葉であった。
「え!?」
「もう厚木、過ぎてますね。」
「え!?」
そこはもう小田原の香りのする山に囲まれた地帯に突入していて、どう考えても厚木ではなかった。
車内、無口な時間。
確かここには4人、人間が乗っているはずなのだが。
結局、本日”秦野中井”経由で厚木に着く。そんな遠回りをしながらも、入り時間に間に合わせたY氏をほめてあげたい。
かつてのバンドでの時と、今日のケース。
内容は違えど、「車内の無口」は緊張感が伴って、いずれにせよ居心地は最悪なのだ。