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投稿日:2007年06月22日

2007年06月22日

待ち合わせの時間より少し早く着いたので、駅のエレベーターを降りたところにある靴屋さんにフラっと入ってみた。
「新商品入荷」
ここ1〜2年は先が尖っていて、ヒールが低いものが流行のようで、それに靴下を合わせるという私にとっては妙な組み合わせを電車の中でもよく見掛けるのだ。
更に髪はお団子ヘア。
足元と頭が”おばちゃん〜おばあちゃんの定番”を、若い女子達がしているのが不思議でたまらない。
新作コーナーを見ると、おばあちゃん靴がズラリ並んでいた。
やはり今の流行なんだ。
<ばーちゃん家に行けばあるじゃん!>
と、思うのだが一ヶ所やはり”ばーちゃん”のとは違う点がある。
裏をめくればその違いに会える。かかとの面積が小指の爪の大きさ位に小さいのである。ヒールが低いのに、履くとぺたんこなわけではなく、かかとだけはピンヒールと同じ面積しかないので、私には益々手が遠退く靴になるのであった。
みんな女性達は靴を買う時、どれぐらいのハードルを越えてその靴を買っているのだろう。
パターン1
「可愛い→買う」
パターン2
「可愛い→値札を見る→買う」
パターン3
「可愛い→ヒールの高さチェック→値札を見る→買う」
パターン4
「可愛い→ヒールの高さチェック→ヒールの面積チェック→値札を見る→買う」
私はパターン4に属するので、チェック項目が増えてなかなか靴を買うという行動に出られない方なのだ。
靴屋さんにて。
私は靴をペロっとめくり、値札もペロっとめくり、そしてたいていは店を後にする。
欲しい物に出会えなかっただけだというのに、店内の商品を「めくる」行為がどうも後ろめたく感じる。
両足分あるんだから、一つは常に裏を向けておいてくれると、私にとってはめくるものが減ってほんの少し罪悪感も減ってくれるのだが・・・。
どの靴屋さんに入っても、同じ行動をしている。
「新商品入荷」でも変わらない。
靴屋さんの靴の置き方は、全国同じなのである。