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投稿日:2009年08月31日

2009年08月31日

池尻大橋のchadにて、ハーモニカの倉井夏樹さんとギターの佐藤克彦さんのライブに参加させてもらった。
お二人とは8月4日の尾藤イサオさんと西川峰子さんのライブでご一緒させてもらったのがきっかけだ。この日は尾藤さんのバンドで演奏されていたが、いわゆるバックバンドといった演奏でなく熱いプレイが垣間見えるプレイが耳を惹くメンバーで、また一緒に何か出来る機会があればいいなぁと思っていたら、31日にライブがあるんでよかったら一緒にやりましょうよと誘って頂いたのだった。
ハーモニカの夏樹さんはまだ21歳。佐藤さんがとても可愛いがっておられるようで、「天才少年であちこちで賞を取りまくっていてね」と自分のことのように嬉しそうに話すのがいいなぁと思ったのだ。
お店に着くと、もう二人はリハを始めていて、その曲はニューシネマパラダイスの中の曲。今日は個人的に、親しい人が具合いを悪くしたことで悲しい気分になっていて、気持ちを整えて出て来たつもりだったが、リハの演奏に思わず閉じたフタが開いてしまい、気持ちを整えるのに苦労したのだ。
そういえば、正面からお二人の演奏を見るのは初めて。だが大先輩と若いミュージシャンが並んで音を出しているのに、いびつな「気」が一つもないのに驚いた。佐藤さんの懐の広さと夏樹くんの一途さで音楽は作られていて、こういうシンプルな音楽世界は私が目指しているところなので、リハを見ながら今日は参加出来て嬉しいなぁとしみじみ思ったのだ。
私も自分の曲の「忠犬ハチ」を一緒にやってもらった。
いつもは一人で弾き語りでやっている曲。他の人と演奏をするということは、この曲は想像がついていなかったのだが・・・一曲が終わると、この曲をレコーディングする時はこの3人で録りたいなと思っていた。
音楽で繋がる人が居る。
そう感じることの出来た日がしあわせ。
ポケットから自分の持っている音楽を出して、なんかいいカードが集まったねとお互いに笑い会える時間がどれぐらい作れるかが、また明日も音楽を続けられる為の糧となっている。