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投稿日:2011年10月09日

2011年10月09日

私達はTシャツに英語のロゴが書いてあるのを結構着ている。
でもそれらはには一体何が書いてあるの。
どんなことを書いた服を着て、私達は街に出ているの。
だいたいの人は自分の着ている服に何が書いてあるのか意識をしていない。買った時には文字をデザインのような感覚で見ているので、気にしていないのだ。そうしてそのまま海外に行って”変なTシャツ”を着ているヒトとして見られているかもしれないのだ。
逆に日本語が書いてあるTシャツだと文字を読んでいる。で、”侍”などの文字が入ったシャツを着ている人は「海外からの旅行者なんだ」と認識をする。
春にフランスに行った時、老舗の有名百貨店に「SUPERDRY」という英国のメーカーのショップがあったが、覗いてみたら店内に置いてあるポロシャツやお洒落なTシャツのほとんどに日本語で「極度乾燥しなさい」という文字が大きく書いてあったのでびっくりしたのだ。
「極度乾燥しなさい」という日本語って・・・一度も使ったことがない。
お洒落な店員さんとお洒落ショップ。服もお洒落なのに惜しい。「SUPERDRY」なので直訳ロゴのつもりなんだろうが、もうちょっと考えて日本人も買えるような言葉にすることは出来ただろうに・・・。
日本でコレを着る勇気は出なかった。
店員さんと目が合ったがびっくりした顔のまま店の前を通り過ぎたっけ。
そういえば、家にあるTシャツも”読んだ”ことがなかった。
なので、衣替えをして僅かに残っていた夏物の服の中から探してみたら、”GOING MY WAY”と書いてあるものと、犬の服で”ビバリーヒルズクラブ”と書いてあるのを見つけた。
やっぱりちょっと笑えた。
外国では日本語ロゴがクールなのだそうだが、Tシャツロゴは自国の言葉でない方が着やすいというのは世界共通のことかもしれない。
マイケルジャクソンも「藍染」とでっかく書いたジャケットを着ていた。
日本人の私の目から見れば、それは藍染め製品ではなく普通のGジャンだったのである。