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投稿日:2011年10月15日

2011年10月15日

仕事中に父から電話がかかってきた。
その時は電話に出られる状況ではなかったので、後で掛け直そうとその時はやりすごしたのだった。
その後2時間ぐらいして時間が空いたので電話を掛け直したのだったが、父が言うには何回電話をしても私が出ないので、また入院でもしたのではないかとさっき会社のY氏に電話をしたということだった。
心配かけてすみません。元気にやっています。
ところで私が把握している父からの電話はさっき携帯に掛かってきた一本なのだが、何日間に渡って家に電話していたりしたのだろうか。
父に聞いてみた。
「何回も掛けてきはったん?」
「そうや」
「私全然気づかなかったわ。いつ電話くれてたん?」
「さっきや」
「うん、さっきは知ってる」
「出えへんかった」
「うん、それから?」
「ん?」
「他の日にも電話掛けてくれてたんでしょう?」
「出えへんかったし入院したかと思たわ」
「いつ?一昨日?昨日?」
「そんなんは、してへんよ」
「何回もくれたんじゃなかったっけ」
「何回もしてへん」
「え!電話くれたのさっきの一回だけ?」
「そうや」
話がおかしいのである。あまりにエラそうに言われるので、父の話の矛盾点を突くタイミングを失ってしまったが、父は2時間程前に私に電話を掛けたその一回しか電話をしていなかったのだ。
で、その時に留守電だったため、その後1時間ぐらい経った頃連絡がつかないことでイラチが炸裂してしまい、Y氏に「娘に何回も電話をしたが出ないのですが、娘は元気にしてますか」と電話をしたのである。あとでY氏に電話をしたら「何回も電話をしたが繋がらない」と父は言っていたらしい。
昔から話が大きい人ではあったが、ついにはこんなになってしまった。
娘からの電話には愛想なく「今忙しいねん」と言ってすぐに切ってしまうというのに・・・。
かつて、父は信号待ちの時に前の車にコツンとあてたことがあった。当然前の車の人が出て来て父に「今当てましたよね」と怒って来たのだそうだが、その時父は「あんたが後ろに下がってきたんやろが!」と激怒して追い返したらしい。前の車の人はそのまま首をかしげて去っていったのだが、母の話だと父がブレーキを踏んで居た足を離していたらしい。だが、父は本気で前の車が下がってきたと思っていたのだから、真面目に激怒していたのだった。
はぁ〜〜あ。
父は。何度も私に電話をしていたのだろう。
まぁY氏に謝れば、あとはたいしたことではないのだが。
たまに「この人虚言癖があるのかしら」と訝しげに感じながら、泳がしてしまう人がいるのだが、父も大いに疑問に思いながら大目に見て泳がせている一人なのである。