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投稿日:2011年10月05日

2011年10月05日

金麦のコマーシャルの壇れいさんが、女性には好感度が低いというようなことを聞く。「あんな女性はいない」「ぶりっこぶりが鼻につく」と、壇れいさんが嫌いというわけでなく、金麦に出ている壇れいさんが嫌いなのだと思うが、それはなんとなく私もわかる。
もしこの女性に本気になられたら、私の好きな人は彼女に行ってしまうんだわという、女性に危機感を与える存在がこの金麦の壇れいさんなのだ。
とても個人的に不思議に思うのは、同じように設定としては似た感じの女性として在るCMなのに、菅野美穂さんの「チオ!ビタ!」には何も感じない、ということだ。あくまで私の個人的な見方なので、そうは思わない方もいるだろうが、もし「チオ!ビタ!」を壇れいさんがやっていたら、そして金麦を菅野美穂さんがやっていたら、それぞれのコマーシャルの印象は違ったのではないだろうかと私は思うのだった。
ウィスキーのCMも小雪さんから菅野さんに変わった。
ウィスキーのCMに出て来る菅野さんにも「魔性」を感じなかった。残念な位感じなくて逆に寂しかったのだ。
もし実物が目の前に居れば、「なんて綺麗な人なんでしょう」と惚れ惚れし、そして彼氏が居れば一辺に吸い寄せられているだろうに、なのに何故かそんなことにならない気がしてしまう。
壇さんは金麦の時以外はとても清楚な印象がある。
金麦でも清楚なのだが、その奥に何故かしら感じられてしまう魔性がある。
<いやだ!壇れいに盗られちゃう!>
私も嫉妬しちゃう。
金麦、貴方も見ちゃだめ!
彼氏はさっき餌を食べ終わり、ゴロンと横になって幸せそうにくつろぐのであった。


投稿日:2011年10月04日

2011年10月04日

午前中、網戸にして過ごしていると外から音楽が聞こえてきた。
「ジン、ジン、ジンギスカーン♪」
これは昔ヒットした曲・・・・。
先週末にもこの曲が流れて来て部屋の中を漂って行ったのだが、またもや私の部屋は見えない敵に支配されるというのか。
10月に入ると近所の幼稚園恒例の運動会がやって来る。
運動会はいいのだが、本番までの約一週間予行練習をするので、毎日本気モードの運動会ミュージックや先生のマイクを通した声が近所中に響き渡るのだ。運動会の定番曲はもちろん、先生おすすめの選曲も加わるので、戦隊もののテーマソングみたいなものも流れたりするのだが、今年新しく流れたのがこの「ジン、ジン、ジンギスカーン!」なのであった。
まさかの新曲、ジンギスカン。
私は今、「ながら仕事」が出来なくなっている。高校生の頃、当時も音楽浸けの毎日だったが、勉強との両立はうまく出来たらしい。今はそんな器用なことは出来なくなり、無音状態でないとメールも書けなくなってしまった。
ジン、ジン、ジンギスカーン!
迷惑な曲である。しかも続きの歌詞が未だにわからず「ヘイホラヘイホラヘイホラフフホラ」に聞こえる。
あぁあああああっ。
昔もなんとなく嫌いだったが、今も嫌いだ。
それにこの情緒のなさは秋にちっとも似合わない!
繰り返し鳴らすのはやめて下さい。
はふ〜。
嫌いなのに、インパクトが強く耳に入って来ると「ジン、ジン、」と心の中で歌っている自分がいる。
せっかく網戸にするといい季節だというのに。
静かに過ごしたい。
んもうっ!!
窓を閉める。
<ジン、ジン、ジンギスカーン>
閉めるが小さく「ジンギスカン」は耳に入って来る。
ヘイホラヘイホラ・・・・
あぁあああああっ。やめて。
運動会な10月初旬、私はいつも運動会ミュージックに心を乗っ取られて、自分が自分でなくなってしまう苦行にさらされているのである。


投稿日:2011年10月02日

2011年10月02日

昨日のレッスンで生徒さんから質問を受けた。
「先生、それはなんですか」
音楽のことかと思っていたら、私が使っている鉛筆削りのことだった。
私は”シャーペン”より鉛筆が好きなのだ。それで鉛筆削りもレッスン時には持参しているのだが、知らない人が見れば小さな地球儀の置物にしか見えないだろう。
いつもすぐに使えるようにと楽器の上に置いているので、まるで小さい雑貨を飾っているかのようでもある。いいや、さすがにいくら雑貨好きの私でも、仕事場に雑貨を持っていって飾るなんてことはしないのだ。
「これ?あぁこれね。鉛筆削りですよ」
答えがわかると「なぁ〜〜んだ」と一気に解消することってあるが、これはそんな種類に入る謎である。鉛筆削りだとわかれば全ての謎が綺麗に片付いて、そして生徒さんはレッスンを終えて帰って行った。
答えが出てすっきりするものは、世の中にそんなに多くはない。
小さな地球儀。
手のひらに世界をのせて、私達の生きている世界は謎だらけなのだなぁと思うのであった。


投稿日:2011年10月01日

2011年10月01日

あれ?
あれれ?
家を出て玄関の鍵を閉めていると「きんもくせい」の香りがしてきた。
毎年ちょこっとずつ時期が違う。
今年は遅いなぁと思っていて、他所ではもうきんもくせいの季節になっているというのに、私の家の辺りはまだだったのでおかしいなぁと思っていたら。
やっとあの香りがした。
今年は彼岸花が咲くのがだいぶ遅かったみたいで、きんもくせいと同じ時期になった。
家の家の近くには大きなきんもくせいの木が植わっている。いい香りとは言えないほどの強い香りを放つぐらい存在感がある。
彼岸花にも香っているだろう。
「私にはあんな香りはないの」
彼岸花は言うけれど、私は彼岸花のまっすぐ迷わずに空に手を伸ばす姿が好き。
君たちは風の気持ちいい季節がお誕生日。
会話してごらんよ。
気があうかもしれないね。
きんもくせいと彼岸花で、今年の秋もだんだん深まっていく。