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投稿日:2008年04月14日

2008年04月14日

吉祥寺のユザワヤに買い物に行った。
吉祥寺は好きな街なのだが、不服な点としてはバイクをとめる場所が少ないということなのだ。バイクでももっと気軽に行きたいというのが、吉祥寺に対する最近私の思うことなのだ。
今日行くユザワヤも駐車場と駐輪場はあるが、ワゴン車とバイクで行った場合はとめるところを別に探さないといけない。
しかし今日は平日、しかも時間的には夜の7時半なので前に見つけていたあのバイク置き場に行けば、もうこの時間だったら空いているだろう。そう思って、そこのバイク置き場にブーンと行ったのだった。
ここはシルバーセンターとの繋がりがあるのか、70代ぐらいのおじいさん数人でシフトを組んで管理をしている。駐輪場とバイク置き場が併設されている屋根付きの施設だ。行くと一人が外、一人が受付室の中で、二人のおじいさんが入り口に居た。
こんばんは〜。
チケットを買って中に入ろうとすると・・・・。
「もう来ないよ。」
「は?」
「駐禁、来ないよ。」
「・・・」
「止めちゃえば〜。そこに」
おじいさんは明るく道路を指差して、もうこの時間は駐禁に来ないから路上にとめればいいと言うのだ。
「いや、いいです。ここに止めますから〜」
明るく返すと・・・
「250円もするのにぃ〜いいいっ?」
と、今度はおじいさん。250円がもったいないと諭すように言い、やはり道路にとめることを勧めるのだった。
どうすればいいのだ。
親切心は有りがたいが、私としてはちゃんとバイク置き場にとめてゆっくり買い物がしたい。
「やっぱり・・・いいです。ここにとめますんで」
かなり遠慮がちに言ったのだが、おじいさんはせっかくいいアイデアを教えてあげているのに、それを素直に聞こうとしない私を頑固者のように見て、今度はガッカリした様に「250円、もったいないのに・・・」と言うのだった。
「そりゃぁ、絶対に来ないとは言えないよ〜」
「・・・」
「でも来ないってば〜〜」
もういいんです。この250円を私はもったいないとは思っていないんですよ。
チャリンチャリン。
自動販売機で250円のチケットを買うと、もう一度横から「250円もするんだよ!」とおじいさんに言われたのだった。
ふぅうううう。ちかれたび。
バイクをとめて入り口を通ると、最後にもう一度言われた。
「あーあ。250円、もったいなかったね!」
バイクをとめに行って、そのお金がもったいないとさんざん無駄遣いのように言われ、最後に「どうもすみません」と小さくなって謝ったのははじめてのことであった。