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投稿日:2009年12月22日

2009年12月22日

ニュースで、今年赤ちゃんにつけられた名前のランキングをやっていた。男の子の一位が大翔くんで、女の子が陽菜ちゃんということで、ベスト10に入っている名前を見ると、男の子の名前は他に翔、瑛太、大和、蓮などで女の子は美羽、結愛、彩乃、七海などが入っていた。
少し前はカタカナにすれば英語に聞こえるような名前が多かったので、またこの数年で傾向が変わって来たのかなと思うが、それにしても@@男、@@三郎、@@子、という名前は今はほとんど聞かなくなった。
私が子供の頃は「マツ」「ハギ」などの名前を聞くと「おばあちゃん名前」のイメージがあった。が、もうこれからは「@@子」という名前が子供達にとっての「おばあちゃん名前」になるのかもしれないのだ。
ランキングを見てみると、昔と比べて漢字が難しい字になってきたのかなという印象がある。小学生の低学年で習う漢字は子供達の名前にあまり出て来ない。私の名前の「美喜」も字画が多かった。私の幼少時代は、幼稚園の頃に丁度園児の間で「自分の名前を漢字で書ける」のが流行ったので自分も頑張って練習してみたが、漢字なんてまだ全然知らないので縦の棒や横の棒を何本書いたかがわからず、苦戦したのだ。なので例えば「翔」だと曲線の向きや、あと羽という漢字の”チョンチョン”の向き、自分の名前が書けるまでは可愛い失敗を繰り返すんだろうなぁと想像をしてみた。
日本語の名前を素敵だなぁと思う。呼び名と同時に別の意味が込められている。<ひろと><はると>と読んで<大きく翔べますように>と、先の人生が幸せであるよう祈りが込められている。
”健やかにこの子が育ってくれますように”
自分にとって深い意味を持つ言葉が名前には凝縮されている。