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投稿日:2012年08月06日

2012年08月06日

月曜日。
病院も月曜日になると「さぁ、動き出しますよ」という活気に溢れていて、患者としては何も動きのない土日より週明けの方が嬉しい。
今日は血液内科の診察があるということなので、まだかしらと午前中から首を長くして待っていた。
今診てもらっているのは神経内科という神経難病や脳梗塞などを専門に診察をする科だ。私の場合筋無力症で神経内科にかかっていることから今回の入院は神経内科にかかっているという形なのだが、赤芽球癆という病名が疑われるようになってからは専門の血液内科に科を移すかもしれないと説明は受けていたのだった。
話の流れではそんな感じだったのだが…。
夕方になって血液内科の先生が訪ねてくれたと思ったら触診をしばらくしたあと〝まぁ、うちの科もついていますんでー〝と補佐的な感じで、ちょこっとニュアンスが違っていた。
あれ?
診察、終わり?
あら?
もう行っちゃった。
もっと詳しい話をしてもらえると思っていたら、先週既に話してもらった内容と同じだったので、ちょっぴり気が抜けた。
まぁ、どこの職場でもこういうことはあるので、仕方がないか。
お部屋の主は今日は機嫌がいい。朝から歌をずっと歌っていたが、やっぱりこの人、一言余計に言っちゃう人なんだろう。午後に病室に来た看護師さんと話が盛り上がったのはいいのだが、看護師さんに「あなた、血液型何型?」と聞いたことからまたいらんことを言っていた。どうも主と看護師さんはO型とB型らしい。すると、でっかい声で「あたし、A型とAB型がだめなのよ」と切り出し、細かく嫌いな理由を述べていた。
もうすぐ私は輸血を受ける。
輸血前には必ず口に出して「血液型はA型のプラスですね」と確認をされるのだ。
何も言っていないのに、結果ケンカを売っている状況が続いているだなんて…。
今日の血液内科の診察が具体的な治療の話にならなかったので、まだ治療には至らないのかなぁとあきらめていたら、夜になって進展があった。神経内科の先生が私の今飲んでいるプログラフという免疫抑制剤について、飲み始めた時期や薬の増減について細かい確認をしに来られたと思ったら「今から吉川さんのことで会議なんですよ」と言って急いで病室を出て行った。
今週は治療が始まるかもしれない。