はじめに

〜このWeblogの生い立ち〜

2000年1月〜2001年の暮れまで、私は目覚めてから眠るまでを病室のベッドの上で過ごしました。入院生活が1年と4ヶ月が過ぎようとしていた頃、友人が「無料のHPがあるけど、気晴らしに書いてみたら?」と、提案をしてくれたことがきっかけとなって、ポケットボードという物を入手し、日々思うことを綴り、それを友人の携帯に送ってUPしてもらうという形で日記はスタート。住む場所、職業、性別、何も明かさずに始めた日記でした。

「wasa-b」は、当時お気に入りだったわさびふりかけから命名。

投稿日:2014年08月27日

2014年08月27日

車を運転している時、道路の先に何かが落ちていると緊張する。

生き物がはねられて死んでいるのかもしれない。

そう思うと一気にどんよりする。

見ないように通り過ぎよう・・・と思うのだが直前にやっぱり確認をしてしまう。

すると。

それはゴミ袋であったり、ダンボールであったり、何故かしら洋服だったりと「物」であることがほとんどで、ホッとするのだった。

でも、布団が落ちていたりする。

廃品回収の荷台から落ちたのかしら。

タオルの場合、最近サイドミラーにタオルをかけて乾かしながら運転をしているトラックを見ることがあるので、そのタオルを落としたのかもしれない。

が、この数日で2回男性の革靴が片方落ちているのを見ている。

割と状態のいいもの。

一回は道路のはじっこにコロンと落ちていて、一回は追い越し車線側にコロンと落ちていた。最初遠目で確認をした時には「カラスが死んでいる!」とやっぱりどんよりした気分になったが、いずれも綺麗な革靴だったのでホっとしたものの、ゴミではなさそうだし、もしかして結婚式かなにかで履く用に家から車に積んで来たのかしら?などなど想像をしてみるのだが、どっちにしても片方なくしてしまったらきっと困るのである。

それにしてもなんで車から落ちるのでしょうか。

私は、落とし物やなくしものがとっても多い方なのだが、車の開け閉めの際に物を落としてなくしたことはあっても走行中に落としたことはないので不思議なのである。

道には謎なものが落ちている。

”わたしを捨てて行ったな〜〜〜〜〜”

お迎えには来てもらえないであろうその”物”達は、コロンと転がって恨めしそうにそのあとにやって来る車達をドッキリさせる。

現代の怪談なのである。


投稿日:2014年08月26日

2014年08月26日

原宿からの帰り、偶然見つけた張り紙を見て太田記念美術館にフラっと立ち寄ってみた。

ラフォーレ原宿の丁度裏にある静かな小道沿いにある古い美術館で、7月1日から9月25日まで3部構成で「江戸妖怪大図鑑」の特別展をやっているみたいで、そういえば子供の頃は夏に宝塚ファミリーランドで「水木しげる妖怪博」みたいな野外お化け屋敷があって連れて行ってもらったなぁと、なんだかそういうことを懐かしく思い出して急に行ってみたくなったのだ。

今日は第二部の「幽霊」展の最終日のようで一階と二階の展示室には葛飾北斎や歌川国貞、歌川国芳など、おどろおどろしい幽霊の作品がたくさん展示してあった。美術館で人が結構いる中で見る分にはいいが、もしこれが田舎のおばあちゃん家の土蔵の中で見つけた絵だったら「呪われる!」と思うような不気味さがある。こんな怖い絵をよく描いたなぁ・・・。と恐れつつもとても精巧な仕上がりなので、技法になのかジィ〜〜っと見入って動かないお客さんも居る。

ところで、浮世絵って肉筆画もあるのだが基本的には「版画」なのだそうだ。美術館の中に浮世絵制作の過程が展示してあって、その過程の大変さに驚いた。

まず絵師が版下絵を描き、描き上がった絵が今度は彫り師に行き、下版が今度は木版に貼付けられて彫り師はその線だけを残しつつ板ごと彫って行く。一色だけでなくそれを何色分も彫ってそれで仕上がった色ごとの版木を順番に刷って行く。一枚一枚重ね刷りをしてそしてようやく完成するのだそうだ。

職人の技は素晴らしい。

また時間を見つけて美術館に足を運んでみたいのだ。


投稿日:2014年08月25日

2014年08月25日

外来日。

今日の結果は血小板が6000、ヘモグロビンが7.9。

なので午後から血小板と赤血球の輸血を受ける。

昨日は、血が少なくなっているのはわかっていたのでちょっとしんどかったが、身体がもってくれてよかった。

化学療法室に行く前にお礼のお参りに神田明神に行く。

道中、交差点そばにあった細打ちうどんのお店に入ってみたら店内が思っていた以上に広くて綺麗でしかも流行っていた。

先週行った神田明神そばのおそばやさんは流行っていたものの美味しいと思わなかったが・・・。ここのお店でカレーうどんを食べたらものすごく美味しかった。隣りの年配の男性客3人はてんぷらうどんにおいなりさんを頼んでいたみたいで、チラっと横目で見てみたらこれもまた美味しそうだった。病院近くにこんなに美味しいお店があったとは!また来よう。

神馬のあかりちゃんはまだ避暑にお出かけの様子。

神田明神の境内はなんとなくいい気が漂っている気がする。

外国人観光客もよく見る。

さぁ、お参りをしたら病院に戻って輸血を受けるのだ。


投稿日:2014年08月24日

2014年08月24日

今日は南青山マンダラで、カバーイベントJam For Joyに参加した。

64回目となるこのイベント、近藤なっちゃんが出演しているのを観に行ったのが1回目でその日のアンケートで「私も出たいです!」と書いて2回目から出演をさせてもらっている。最初の頃はボーカルで参加していてピアノは自分のライブでしか弾いていなかったっけ。

主催のくまさんは音楽ライターで、このイベントでたくさんの曲を教えてもらっただけでなくたくさんの素晴らしいミュージシャンを紹介してもらって、東京に出てからの音楽仲間はほぼこのJam For Joyで出会ったといってもいいぐらいなのだ。

カバーイベントなので、「この曲のここはあのフレーズじゃなきゃ!」という外せない箇所もある。原曲が自分では弾かないパターンの運指フレーズもあったりで、「うわ〜っ、これは難しい!」と一人練習では苦戦し、当日もやっぱり苦戦するフレーズの近辺は緊張もする。だが出演する他のミュージシャンみんなはツアーの仕事もしているので、やっぱりその日に音出しして一発でバッチリ合わせられるし、あらためてすごいなぁと感動をする。


(全ての写真/Linda YUKO)

次回は年末12月30日が忘年会ライブ。

また会おうね。

素晴らしき友たち。


投稿日:2014年08月22日

2014年08月22日

いつもほっこり洞ホームページに遊びに来て下さってありがとうございます。体調のことでもご心配をおかけしましたが、おかげさまで外来に通いながら日常生活を送ることが出来ています。発表を楽しみに待っていて下さった方々へ。お待たせ致しました。10月にいよいよB#メンバー揃って久しぶりにワンマンライブをします!是非いらして下さい!

B#ライブ2014
同窓会 de SHOW~あの頃の君に会いにゆこう~
出演メンバー : 吉川みき/三ツ矢阪本/尾池真由美/向田明彦/TOY森松/まきのれい/川辺ぺっぺい(サポートbass)

会場:都雅都雅
    京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町613 火除天満宮B1F
日程:2014年10月13日(月・祝)
時間:18:00開場
   19:00開演
チケット料金:前売り¥3,000 当日¥3,500 (別途ドリンク・フード 2オーダー)
★整理番号順の入場となります。別途ドリンク・フード代( 2オーダー制)が必要です。
発売日:2014年8月24日(日)
    都雅都雅     075-744-1497
    チケットぴあ   0570-02-9999 コード 241-478
    ローソンチケット 0570-084-005 コード 56428

問い合わせ:都雅都雅 075-744-1497
      ナウウエストワン 075-252-5150


投稿日:2014年08月21日

2014年08月21日

呼吸器外科外来日。

先月の放射線治療の経過をCTの画像で説明を受ける。

放射線治療を受けた箇所はわずかに腫瘍が小さくなっているということだった。人によって放射線治療で腫瘍が消えたりもするらしく、もう少し小さくなっていたらいいなという希望は叶わなかったが、このまま大きくならずにいてくれたらそれでいい。治療をしていない部分は変化なし。こちらはホっとした。いくつか腫瘍や影があるのでまた経過観察を続けることになった。次は10月下旬。それまでは胸の腫瘍のことは忘れて過ごそう。10月下旬までの予定は呼吸器外科的にはそのまま行けるということだ。

帰りに神田明神にまたお参りに寄る。

参拝を済ませて帰ろうとしたら、大黒様のご縁日の日だったらしく大黒様のご尊像の前で神事がちょうど行われていた。参拝客がお参りをする列に並んで私もお参りをする。参拝後は巫女さんにお神酒をいただく。「車なんですが、これはお酒ですか?」と尋ねたら「口をつけるだけでいいんです」と言われたのでよかった。

まだまだ真夏の暑さが続く毎日。

今日も朝から真夏を感じさせる日差しだったが、病院からの帰りのいつもの川沿いの道にはトンボが何匹も飛んでいた。

夏が高校野球の球児達に負けないぐらい、自分の出番を悔いなく目一杯出し切ろうとしている。

私も時間を大切に毎日を過ごしたい。


投稿日:2014年08月18日

2014年08月18日

外来日。

今日の採血の結果は、白血球が思わぬ正常値の5.1になっていた。もうここ最近はず〜〜っと2台をウロウロしていていたが他の血液の数値がもっと悪いので「まだマシ」としてよしとしてはいたのだ。だが、そりゃぁ正常値に戻れたらこんなに嬉しいことはない。先月から飲んでいるパン酵母ベータグルカンという健康食品と毎日1個薬として食べているリンゴが功を奏したのかしらん。

あまりの嬉しさに血小板輸血が終わったあと神田明神にお礼のお参りに行った。それから以前から行ってみたかった現在日本橋で開催中のアートアクリアムに行ってみる。

先月、facebookでMちゃんが綺麗な写真をアップしているのを見て知ったこのアートアクアリウム。9月23日まで開催しているのだそうだ。病院から車で10分程走ってコレド室町という商業施設の上にある日本橋三井ホール。日本橋はあまり来たことがないのだが、江戸のかおりがする町づくりで古い江戸と新しい江戸が融合しているエリアという印象だ。

お盆休み明けの平日午後だというのに、思っていたより混雑している。

だけど綺麗。

蜷川実花さんの金魚の写真の世界となんだかダブる鮮やかな空間だ。


金魚はやっぱり夏なんだなぁ。

もう少し人が少ない時を狙って行くといいかもしれない。

夏休みで遊びに来ているのか、関西弁がちょくちょく聞こえてきていた。


投稿日:2014年08月14日

2014年08月14日

車で走っていると・・・。

あっ。

歩道を散歩しているわんちゃんが居た。

テクテクテクテク。

横には40代ぐらいの男性。赤い胴輪をつけてお散歩中だったが、先日の冒険わんちゃんにとても似ていた。同じ犬種の犬がこの辺りを走っていてもおかしくはないが、赤い胴輪は多分女の子。後ろ姿も前からチラっと見た顔も・・・。あのわんちゃんじゃないだろうか。

この間よりもちょっと緩いテンポでテクテク。

またどこかで会えたらいいなとあれから思っていたけれど。

出来れば車を停めて声をかけてみたかったけれど。

時間がなかったのと勇気がなかったのとで通り過ぎてしまった。

飼い主さんと楽しいお散歩、よかったね。

平和な近所の風景。

ちょっとだけ何故か胸がきゅぅうう〜〜んとしたのだった。


投稿日:2014年08月07日

2014年08月07日

家での作業中、気分転換にちょこっとショッピングセンターに出掛けようと原付で出掛けた。

たまたま今日の気分で選んだ道で。

歩道を小走りに駆けている犬が居るではないか。

テッテッテッテッ。

真っすぐにどこかに向かって走っている様子。

だが、首輪をしていない。

飼い主さんも居ない。

この道は車が割と行き交う道路なのだ。

<放し飼いの犬でお散歩中なのかしら>

テッテッテッテッ。

ワンコは歩道を楽しげに走っているが、飼い主さんはやはり居ない様子。

どうしよう。

気にせずに行っちゃった方がいいのかしら。

車の行き来が気になっていたので原付を停めて「わんちゃん」と声を掛けてみた。

すると、わんこはこっちに気づいて人なつこそうに駆け寄って来たのだった。

ワイヤーフォックステリア。ノラ犬じゃぁなさそうだ。楽しそうな顔で近づいて来たと思ったらまた行ってしまった。

テッテッテッテッ。

迷わずに真っすぐ走っているが、君はこの辺りの仔なのかい?メスでまだ若い犬のように見える。この辺りでは有名な放し飼い犬なのかしら。

車が行き交う道路。

<今、家に帰っている途中なの?>

<どこに行くの?>

事情はわからない。だが車の行き来が気になってしまうので、興奮させないようにそ~っと尾行をしていた。

すると今度は広い駐車場に入っていった。

そして。

そのまま隣りの畑に侵入したかと思うと・・・。何かを見つけたようで、パクパクと食べていた。<あっ、拾い食いはだめ!>何を食べているのかしら・・・。そして嬉しくなったのか畑の中を猛烈な勢いで興奮して走り回るのだった。

う〜〜〜ん。困ったなぁ。

犬は帰巣本能がある。だからきっと私が何とかしなくても自分の家に帰れるよね。ねぇ。大丈夫よね。と、思ったがその時点でワンコは片側2車線の大きな道路にかなり近い場所まで来て居た。

<もし、あの2車線の道路に出てしまったら・・・>

このまま私が去って、もし轢かれてしまったら、私はず~~~っと後悔をする気がする。かと言って、私に抱っこ出来る体重でなく、車に乗っているわけでもなく、首輪を持っていない。どうしよう。

と、思っていたらワンコは畑から出て来てまた今度は別の道にテッテッテッと小走りに駈けて行ったのだった。

<あっ、あぶない!>

走って来る車の前をテッテッテッと駈けていくワンコ。運転手さんは止まってくれたが、”放し飼いにするんじゃねえよ”と明らかに私の方を睨んでいた。

す、すみません。

あかん。

轢かれる可能性がやっぱりある。

またそぉおおおお~~っと尾行をする。

どうしていいかわからないまま、車が来た時だけなんとか車と距離が出来るように守っているつもりなのだが、いつまでもこうしていられるわけじゃなく・・・。そうこうしているうちにまた交通量の多い道路に向かって行こうとするワンコなのであった。

テッテッテッテッ。

わんこ、また別の駐車場に入る。そこは運輸会社の駐車場ででかい車が出入りをしている。だ、だれか捕まえてもらえませんか。

「あっ、そうだ」

「警察に電話をすればいいのか」

そこで警察署に電話をすることにしたのだった。

駐車場の敷地から出ないように見張りをして待つ。近くに居た若いママとぼくちゃんが参戦してくれたのでしばし見張り番。おいでと呼べば人なつこくこちらにやって来る。私には重くて抱っこ出来ない。無邪気な性格なのと爪が綺麗に切られているので、大事に飼われているに違いない。

「お家を探してあげるからね」

10分ぐらい経ってパトカーが到着。

一人の警察官がワンコを保護すべく近づいてもらったのだが・・・。今度はわんこが興奮をして走り出し、通りを渡った場所にある公園に入って行ったのだった。警官が捕まえようとすると逃げ、あともう少しというところでまた逃げ、そうしているうちに向こうの方でサッカーをしている男の子達の中に突進して行ったのだった。

<子供を噛んだりしないで。お願い・・・>

ところがそのわんちゃん。

男の子達が遊んでいた何個かのサッカーボールのうちの一つを、追いかけていき、奪ったかと思うとものすごく興奮をしてドリブルをして一人遊びを始めるではないか。ボールを一人で飛ばして追いかけてまたドリブルをして・・・。ものすごく機敏、そしてめちゃくちゃサッカーが上手い。

が、ヒヤヒヤヒヤヒヤ。

結局、しばらくしてようやく隙を見て警察官が捕まえてくれ、そしてパトカーに乗せられてワンコは一週間飼い主を待つ事になった。

なんて愛嬌のある可愛いワンコ。

1週間経って飼い主が見つからなかったら保健所に行きますと言われて後先考えずに、保健所行きは避けたいので飼い主さんが見つからなければとりあえず電話を下さいとお願いをした。

気晴らしに出掛けるつもりが1時間以上経っていた。

その後、ショッピングモールに行ったがなんだか楽しめず・・・。

知らない場所でケージに入れられて一晩過ごすだけでもストレスになるだろうなぁ・・・だとか、この辺りのどこかのわんちゃんだと思うのだけれど、チラシって何枚撒いたらいいんだろう・・・だとか。マイクロチップが装着されているとしたらそれは警察にまたそのことを伝えるのがいいのかなぁ・・とか、保護場所には餌があるということだったけれど、この暑さで腐っていたり古いものじゃないのかしら・・・とか・・・。

1週間経って・・もし飼い主さんが見つからなかったら・・・.

引き取って面倒を見れるのかしら。

ダンボは?

なんて思うんだろう。

いろいろ考えてぜんぜん楽しめなくなって家に帰ることにしたのだった。

帰り道、犬を探している人に出会えるかもしれないと道を選んだ帰った。

はぁ~~あ。

早く家に帰れますように。

と、ぼんやり考えながら夕飯の支度をしていたら電話が掛かってきた。

無事、飼い主さんが見つかってお迎えに来てワンコは連れて帰られたのだそうだ。

ワンコは普段、室内で飼われていてどうも気づかないうちに外に出てしまったらしい。

飼い主さん、警察に連絡をするのが早かったと思う。いやぁ〜〜よかったよかった。

それにしてもお騒がせなわんこちゃん。

とっても楽しそうにお散歩をして、外の世界を思い切り満喫していたね。

でも危ないからもう一人で冒険するのはやめようね。

誰かがとっても大事にしているわんこちゃん。

ダンボとはまた全然性格の違う犬だった。

そして私はダンボをもっともっと大事にしようと思ったのだった。


投稿日:2014年08月02日

2014年08月02日

銀座で開催されている「森喜久雄絵画展〜バリ島の幻想〜」に行ってきた。

今日はギャラリーで奥様でもある友人のオーボエ奏者tomocaちゃんのライブがあるので、この日に合わせて出掛けたのだが、tomocaちゃんとはアルバム「reunion」のレコーディングでお世話になって以来のおつきあい。出会った時から行動派でクリエイティブな彼女だった。

出会った頃は独身だった彼女も今はバリと日本を行き来しながら音楽活動をしていて、どんどん進化し続けているところが尊敬しているところの一つでもある。

バリの暮らしはとてもいいらしい。facebookでも普段はバリでの生活、レコーディング風景など写真がたくさんアップされている。森さんの作品もアップされた写真で観ていたので、今日は間近で観られたのもよかった。神秘的なバリの神聖な空気が絵からも漂ってくる。深い藍色が印象的な絵画展だ。

日本滞在の間、ご夫妻は4匹のワンちゃん達とはしばらくのお別れ。

病気治癒にきっといいからと一ヶ月程度のバリでの療養を勧めてもらったが、私も唯一気になるのはダンボとのしばらくのお別れ。

今日のギャラリーで触れた絵画と音楽の融合で、「やっぱり一ヶ月は無理でもちょこっとだけでも滞在しに行きたいなぁ」と思ってきた。

なんかいいなぁ。

肩に力が入っていないシンプルな生き方がそこにはあった。

その人の生き方が物を作る。

ライブに癒されて、森さんの絵に見とれて、私もまた物作りの意欲を大いに刺激されたのだった。