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投稿日:2009年01月04日

2009年01月04日

2009年が始まった。
ここ何年かは年明けと共に胃腸炎や風邪になって寝込んでいたので、元気にお正月を迎えられたことがまず嬉しかったのだ。
年明けに近所の八幡さんにお詣りに行き、お正月3日間は家でテレビを見たりモビールを作ったりしてゆっくり過ごした。
そして今日は叔母一家の新年会。吉祥寺の中華料理店での昼食会があった。
「あけましておめでとうございます」
お正月、実家は留守になるので私は東京でさほど変化のない日々だったので、4日目にして初めて私にとってお正月らしいムードを体感したのだ。
叔父と叔母、従兄弟のよっちゃんと菜穂子ちゃんとヒロくん。叔父は私の母の兄でもう75歳なのだそうだ。祖父とそっくりの風貌になったなぁと思って眺めていたら、従兄弟も叔母も私の顔が母にそっくりになったと言う。
えぇ〜っ、そうですか。
母は矢野顕子さんにそっくりの顔だった。矢野顕子さんと私とでは顔のパーツが違うので、自分では似てると思わないのだが・・・。パーツを越えた所でちょっとした仕草や表情が似て来ているのかもしれない。
昼食会のあとは、みんなでカラオケに行く。叔父はカラオケが好きなようで、さっきの店では気配がほとんどなかったが、カラオケに行くことになったら急に生気が戻って来たのでちょっと笑えた。「カラオケ」の単語に反応して、突然中華料理店内でお気に入りの曲の入力ナンバー8桁を、たて続けに口走っていた叔父であった。
叔父はうちの父、しげおっちとはキャラが全く違う。変わり者のしげおっちとは正反対なのだが、”変わりもんの正反対”なら普通の人かと聞かれたら、決してそうではなく、叔父も相当変わっている。前はダンディで無口なおじちゃまだったのだが・・・。
家族で集まるとこんな感じなんだよなぁ。
子供の時に見上げていた厳格だった親達は、大人になったら印象が変わる。親の言うことが「絶対」だった頃があった。いつをもって変わったのかわからないが、少なくとも親は自分の友だちには居ないタイプだ。
少しの違和感と苦笑、それが今は家族で集まる時の楽しい味付けとなっているのである。