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投稿日:2010年12月04日

2010年12月04日

今年はノルディック柄が流行なのか、よく店でみかける。実際にニットで柄に編んであるものだけでなくニットのように見えるプリント柄もあって、品物を触ってみて「これ、プリント生地だったのね」と気づくぐらいリアルなものもあるのだ。
ニットの柄ものと言えばアーガイルが中心だと思っていたが、今はノルディック柄の方が圧倒的に多い。やっぱり今年の流行なのかもしれない。
しかし、これまた私の大嫌いなスカル柄もセーターなどの模様になっている。
遠目で可愛い柄だなぁと思って近づいてみると骸骨の柄だった、なんてことがあるのだ。ニットにまで骸骨柄が浸食してくるとは・・・・。買う人がいるから製品がどんどん増えるという悪循環になっている。先日見かけたのは骸骨柄のレッグウォーマーだった。可愛いレッグウォーマーをしているなぁと、前を歩く女の子の足元をよく見てみたら骸骨がギッシリ詰まっていてその時点でげんなりしたのだ。
職業上骸骨に接している人がおそらくプライベートで骸骨柄をカッコいいと言って着たりはしないであろう。ちびっこと大人の中間にいる怖いものがない世代がカッコいいと言って着ているのだが、どうしても私はそのセンスがわからない。ノルディック柄とスカル柄は似ていても大きく違う。それどころかスカル柄の方からは微弱ではあるが呪いのエネルギーが出ているとさえ本気で信じているのだ。
手編みのノルディック柄でセーターを編んだらきっと素敵な仕上がりになる。
時間がかかりそうだが、いつかトライしてみたいのだ。
一つに仕上がるまでひたすらパーツを作り続ける。その間の楽しみは唯一仕上がった時に完成する絵を想像することのみ。雪の柄はあたたかい。キルトのような手仕事のあたたかさが冬をあたたかくしてくれるのである。