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投稿日:2010年12月11日

2010年12月11日

いつ頃からか我が家のプリンターはインクを替えようとする時に、インクカートリッジが真ん中に止まってくれなくなった。
手順通りインク交換をしようとカバーを開けるのだが右端に隠れたまま出て来ない、もしくはグイ〜〜ンと左に動いてそのまま戻って右端に隠れてしまうのだ。
たま〜に、インク交換の定位置に来てくれることもあるが、最近はそれも極稀となってしまい、インク交換の時は動くカートリッジを追いかけながらなんとかはめ込むという形でやりくりをしてきたのだった。おかげで指を詰めたことが何度あったことか。
今日もイエローインクがなくなったという表示が出た。
いつものようにインク交換の手順を踏んだが、今日はカートリッジは移動もしない。右端に隠れたまま知らん顔をしているのだった。
「出てきておくれ」
「今日はかくれんぼしている時間はないんだよ」
「お願いだから」
いつからかこのプリンターには、文字が妙ちくりんな色になったり譜面が赤紫になったりとイライラさせられることが多くなった。プリンターを使う時はたいていプリンターを使って何かをしなければいけない段取りがあるわけで、余裕を持ってプリントをすることはない。時間的にここで立ち止まると困るケースが多いのに、そんな中「プリンター」に関わると焦る事態が起こることが多くなっていたのだった。
「んもう!」
今日はイライラしたまま右端のインクカートリッジを強引に引き出してインク交換をした。
すると。
それを機会にプリンターはうんともすんとも言わなくなったのだった。
ケーブルを差し直しても電源を差し直しても駄目。私は私でイラっとして強引に主導権を握ったつもりだったが、プリンターの方が更に強かった。
「私、もうプリンターやめる!」
プリンターはプリンターをやめてしまったのだった。
「あっっっっ。あーーーーーーーっ」
困る。困る。どうしても今日は資料をプリントアウトしないといけないのだ。よりによって修理センターも休みの土曜日にプリンターは壊れてしまった。
まぁ、そろそろ寿命だったのかもしれない。
でも急に壊れるだなんて・・・・。メカに強い人ならここから自力修繕に取り組むのだと思う。私も若干の縫い物や編み物系なら自力修繕に取り組めるのだが・・・・。
自力修繕、無理。
近所にコジマ電気が出来たので10分だけ落ち込んで私は新しいプリンターを買いに行った。
機械に弱い人の家で土曜日や日曜日に機械が壊れた場合。
高い確率で新しいのを買いに行く。
土日に電気店にやってきて購入していくお客のうちの恐らく1割は、メカに弱くかつ「今日壊れちゃった」ヤケクソな人達なのである。