投稿日:2011年07月21日

2011年07月21日

6月の下旬から猛暑続きだった東京も、台風の影響で一転して急に「寒く」なった。
いつも、なのだが。
猛暑の時に私はさんざん文句を言っている。それがふと過ごしやすい気候になったら、急に寂しい気持ちや反省する気持ちが沸くのだ。
暑い暑いって文句を言ってごめんなさい。
うむむむ?
私は誰に心の中で謝っているのだ。
変なのだが。
夏に対してブーブー文句を言っていたら、突然「わかったわ。そんなに文句を言うんならもうここを出て行くから」と、夏に去って行かれてしまった。
えっ。怒っちゃった?
あたしがあんまりしつこく暑い暑いって文句を言ったから?
どこかで聞いてたってこと?
いや、そんなつもりじゃなくって・・・。
嫌いっていう意味で言っていたんじゃなくって・・・。
えっと、えっと・・・。
ごめんね。
と、まぁこんな声が自分の心の奥の方でするのだ。
なにを夏に気を使っとんのじゃい!
と、いう気持ちももたげてきたりして・・・。
でも寂しい感じにぼよよんと覆われる。
そしてあの暑さを満喫していたらよかった・・・。と、一人ちょびっと反省モードになったりするのだった。
冬から春になる時には決して起こらない、夏独特のこういう感覚が私にはある。しかももう長い年月に渡って。
暑くない夏はやっぱりちょっと寂しい。
どこにいった、夏。
まだ怒ってるの?
文句、言い過ぎてごめん。
ケンカじゃない、こっちが悪かった。
反省してる。
待ってるよ。ごめんね。
今度はいいところもちゃんと伝えなきゃね。
どこかで夏が私の反省を聞いているかもしれない。
暑くてたまらないのが夏。
長所と短所は同じ。
同じなのだ。


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