今日も信号機が壊れた五叉路の交差点に近づいてきた。
信号が赤になったので止まると、今日は「交通安全運動」ののぼりだけでなくテントが設置されているではないか。
警官が3人テントの下の椅子に座っているのだが、私が気になっているのはそのすぐ横にある歩行者用の信号機が直ったかどうか。その歩行者用信号機は赤の時は問題ないのだが、青の電球か何かが切れているせいで青の表示が出ない。少なくとももう10日以上前からこんな状況なのだが、交通安全週間が始まったつい先日は「交通安全運動」ののぼりが立てられ、警備の人か警察の人が交差点で誘導をしているすぐ横でその信号機は壊れたままになっていたのだった。
で、信号機は直ったの?
今はその信号機は赤なので表示がされている。
青に変わった。
と同時に壊れていることがまた判明。
まだ直っていないんですか!
交通安全運動ののぼりが立っていたのが今週のはじめごろ。今日はテントまで設置されて大々的にキャンペーンをやっているすぐ横の信号機に不具合があるというのに、改善されないままでいいのか。
信号が青に変わって発進すると、テントに座っている警察官の方をジっと見つめながら通り過ぎた。”信号機が壊れていますよ”の念を精一杯送ったのだが・・・。
本当にもう!そろそろ直そうよ。
通り過ぎたあとでバックミラーに目をやったら、さっき信号待ちで一緒に並んで停まっていた車が停車したままだった。
「なんで動かないのかしら」
と、思って確認をすると私の待っていた信号はまだ赤のまま。私はどうやら五叉路の別の信号機が青になったのを見て発進してしまったらしい。
まさかの信号無視・・・。
この場合はどうすればいいのでしょうか。
既に50メートル以上は進んでいた。今更戻ることも停まることも出来ず・・・もうそのまま進んでしまったが・・・。
結局捕まることもなかった。
横で並んで信号待ちをしていた車の人はさぞかし驚いたであろう。
なんて挑発的な行動を取るんだろうと怒りさえこみあげていたかもしれない。
信号機が壊れていることに長く胸を痛めているという発端については、あの場に居ただぁれも理解してはいないだろう。
交通安全週間に、私は警察官の詰め所の前を警官を睨みながら堂々と信号無視をしたとんでもない原付女になってしまったのであった。
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2012年09月24日
今年も全国秋の交通安全週間が始まった。
免許を持つ者としては、交通安全週間に限らずそれが”いつも”でないといけないのだが、警官が沿道に立っている姿が多くなるので気も引き締まる。
このところ、気になっている交差点があるのだ。
今日もそこで信号待ちをすることとなった。
そこはそんなに大きな交差点ではないのだが5叉路になっている交差点で、そのうちの一カ所、横断歩道の青信号の電球かなにかが切れていて、先週位から赤の時しか点灯していないのだ。
今日も信号待ちで待っていると、その横断歩道の青信号は電気が消えたまま。
少なくとも一週間は青信号が消えているのだが、その信号のそばに今日は「交通安全週間」という大きな幕がかけられており、そのすぐ傍で警官か警備員か定かでないが、それ風の制服の人が交通整理をしているのだった。
し、信号の電気が消えていますよ・・・。
信号待ちの間、気になってしょうがない。
この辺りの住民なら気づいているはずなのだが、「ま、いっか」ということで誰も連絡をしていないのだろう。
「あら、青になったわ」
発車。ブーン。
信号は「通り過ぎてしまったら記憶から消え去ってしまう存在」。
あんなに気になっていたのに、信号を越えると私はそのことをすっかり忘れ・・・。この辺りの住民達も皆、信号を渡り終えると信号の不具合について忘れるのであった。
2012年09月17日
朝起きて鏡を見たら違和感を感じた。
「あれ?」
う〜ん、気のせいかしら。
眉毛がなんか濃くなっているような気がしたのだ。
鏡に近づいてみると、ここ最近眉毛カットをほとんどしていなかったのだが、眉毛が伸びているではないですか。
顔の印象がちょっと濃い感じがしたというのはやはり正解。
眉毛が伸びただけなのか、実際に濃くなったのかは定かではないが、先月から服用している「ネオーラル」という薬の副作用の”毛深くなる”がついに到来した模様・・。お顔剃りをマメにしなくちゃいけない、ということなのね。
唯一、長所は”まつ毛も長くなる”のだそうで、目元パッチリに貢献はしてもらえそうだが、なんでも長くなるのなら、鼻毛も伸びるのかしら。鼻毛は女性でもお手入れが必要な人が居るらしいが、私はお手入れなしで大丈夫だった。
がびーん。
割とショック。
ムーンフェイスをとっても寛大な心で受け止めて、「太ったなぁ」と言われることにもあまり傷つかないようにしてきたが、「最近、猿っぽくなってない?」と言われることにはまだ慣れていない。
ステロイドを大量に飲んでいた頃は、太ももがゴリラになっていた。産毛のような細い毛ではなく、ほぼ雑草が身体に生えていたが薬が減るとそれらは消えた。今度も薬が減ると元に収まるしくみではあるが・・・。
世の中の女性が脱毛に走るのは反対だ。
ツルツルの時代はもう終わり。
お洒落雑誌がそんな特集を組んで、いかに産毛を増やすかのフサフサ方向に流行が行かないかと願うのだ。
2012年09月16日
父から電話がかかってきた。
「なんかきとったわ、昨日」
敬老の日のお祝いに送ったチーズケーキのことなのだろう。
「うまかったわ」
おぉっ。今回合格!
父に食べ物を送った場合、美味しかった時は「うまかった」という言葉があるのだが、一度つけ麺を送った回には「あぁいうのはな、若いもんが食べるもんや」「油っぽくてワシらみたいな老人の口には合わへんのや」「しょっぱすぎるねん!」と、エラい酷評をいただいたこともあった。
私が知る限り、全然グルメでもないのだが気難しさはこういうところでも出るので、まぁ今日は合格でよかったのだ。
「今から、ちびんとこに電話して誰か来たらどうやって言うねん」
と、言っていた。
敬老の日は誰かが来てくれるのを待っているのかと思っていたが、しげおっちはゴールデンウィークやお盆の頃にもこうして「誰か来たらどうや」と、「待つ」ことを一切せずに先に電話をしているのであろう。
あんまりない構図だなぁと思いつつ・・。
父に関するお祝いごとは、だからなるべく早めにするようにしている。ケーキも昨日に届けてもらったので、なんでもこういうお祝いごとの場合父には”前夜祭”の感覚でカレンダーを前倒しにすると丁度いいというのがよくわかった。
それにしても毎年やっぱり思うのだ。
敬老の日と体育の日は9月15日と10月10日のままでよかったのではないかと。
今年の敬老の日は、カレンダーを見て今日だと思っていた。明日が振替え休日になったんだと思っていた。私でさえもうアバウトな感じでちゃんと把握が出来ていないのだ。だから15日が敬老の日だと思って楽しみに待っていたおじいちゃんおばあちゃんに加え、今日が敬老の日だと思ってまたまた待ちぼうけの一日となったおじいちゃんおばあちゃんもいるのだと思う。
携帯やパソコンが使えるようになっても、祝日の変換って上手く出来ないものだ。
明日が敬老の日。
しげおっちは知っていたかなぁ。
敬老の日が来る度に違和感を覚える。
敬老の日は9月15日でいいんじゃないかと。
元旦が1月1日ではなくなったのと同じくらい毎年不便に思っている。
2012年09月15日
数日前に生後数ヶ月と思われるチビねこを見かけたなぁと思っていたら、今日も姿を現した。
多分、うちに遊びに来ていたミコの子供なのだろう。ミコは斜め前の家のねこだったが、もうよその家のねこになったようで遊びに来ることもなくなってしまった。春にはお腹が大きくなっていたので子猫が生まれたらまた賑やかになるなぁと思っていたが、子猫らの姿も見なかったので家猫として飼われているんだなぁと思っていたのだった。
白とグレーのブチのやんちゃそうなチビ。伯父さんにあたる黒ブチを見つけると無邪気に追いかけていて、茶トラのボスねこの方がよっぽど怖いのに黒ブチはミニ助には弱いらしく逃げ回っていた。
足がスラっと長くてかっこいいミニ助。一匹だけあまりにやんちゃなので外出が許されたのかもしれない。おかあさんは元気にしているかい?
そのうちに茶トラのボスに痛い目に遭わされるぞ。気をつけて。
ダンボに興味を示してジっと見つめていたが、ダンボが近づくと逃げて行った。
ダンボ、優勝。
しかし優勝のダンボは、今度はペットショップに居る子犬が怖くて目を合わせることが出来ないので・・・。
じゃんけんぽん。
動物達のじゃんけんみたいな関係。
ミニ助、また遊びにおいで。
好奇心旺盛、小さな社会がここにあるよ。
2012年09月14日
原付で走っていた時のこと。
道路沿いのとある自動車ディーラーから車が出てきた。
車は井の頭通りを吉祥寺方面へと走って行ったが、店の人は深々とお辞儀をして見送っていた。
しばらく走って今度は永福町交差点で信号待ちをしていると・・・。
ちょうど美容院からお客さんを見送る店の女の子がいた。
お客さんは振り返らずに雑踏に紛れて行ったが、店の女の子は丁寧にお辞儀をしたあと笑顔でお客さんが見えなくなっても見送っていた。
お客さんは深々としたお辞儀とそのあとの笑顔は知らないだろう。
別に行き交う人から注目をされるわけでもなく。
みんな忙しい。
けれど毎日、誰にでも何かしらの機会がある。
丁寧な心で目の前のことに尽くす姿、私は尊敬する。
2012年09月13日
輸血日。
外来での輸血は二度目。まずは診察を受けてそして3階にある”化学療法 注射センター”に行って受付を済ませ、血圧と検温をしてロビーで待つ。しばらくしたら前回と同じように治療室に案内をされてカーテンで仕切られたそのうちの一つに入室をする。
今日は20番のベッドに案内をされた。
担当の看護師さんは初めてのご婦人。気さくに話しかけられる。
「もしかして、沖縄のご出身ですか?」
と、とっても明るく尋ねられた。
「いいえ、私は大阪なんです」
と、答えたが沖縄出身だといきなり尋ねられるのははじめてのこと。名字も沖縄を思わせるものではないし、どこから沖縄って出てきたのかしら。しかもまだ会話して間もないのにいきなり、ほぼ当たったかのような笑顔で言われたのだ。
しかも。
違うと答えたら「それはそれは失礼致しましたっ」と丁寧に謝られたのだ。
なんで沖縄。
なんでそんなに恐縮されちゃったの。
ここでふと思い浮かんだのは”ネオーラルの副作用”のことだった。
「毛深くなる」という副作用。
私、ガレッジセールのゴリに似ていたのではないでしょうか。
ご婦人なのでゴリという言葉が出て来ずに、アバウトに出身地の「沖縄!」と言ってしまったものの、看護師さんの頭の中にはガレッジセールのゴリの顔が浮かんでいたのではなかったか。
ゴリ。確かに毛深いです。ふと〜いうで毛も生えているし。
咄嗟に腕を見た。
ネオーラルの副作用に悩んでいる女性達が”ある日、気づいたら毛深くなっていた”という内容のことを書いているブログをいくつか見て居た。ある日気づくらしいのだ。
私もカミソリをあてる習慣がなくなっていたので、自分の顔の確認をしていなかったが・・・。
そういうことだったのかもしれない。
鏡がないので確認が出来ないが眉毛がつながってきたのかしら。ソフトバンクのCMのように・・・。
今日は何故かしらセンター内のBGMがジャズバーっぽい有線チャンネルになっていた。
ゴリな私は鏡のない部屋でしきりに自分の顔をさすって、ジャズバー有線を聴きながら酔いしれているような憂いの中過ごしたのであった。
2012年09月10日
外来日。
前から気になっていた店があった。
牛込柳町の駅近くのラーメン店『H』。
看板の営業時間は”朝11:30ごろから夜がんばれるまで”という曖昧な表記になっていたのだが、12時頃に前を通っても、昼の1時を過ぎても店がやっていないこともあって、開いている時間に遭遇したことのほとんどない店だった。
だいたい閉店時間が”夜がんばれるまで”って・・・。
夜と言っても、何時頃の夜をさすのかしら。
なんとな〜く看板だけで頑張れない店主の姿が浮かんでしまう。そしてそれだけで”美味しくない店”というイメージが自分の中でついてしまった。なので、ここは行ってみたい店というよりも今日はちゃんと営業しているかどうかが気になる店となっていったのであった。
今日、前を通ると店がなくなっていた。
看板が外されて店舗が出て行った跡だけが残っていた。
結局どんな味だったのかもわからない。
だが、”一度行っておきたかったな・・・。”という後悔の念にかられることもなく・・・。
客足が伸びなかったとすれば、私のように”看板を見て入る気がなくなった”人が他にも結構居たからじゃないだろうか。
という残念なお店であった。
2012年09月09日
井の頭通りを走っていたら、道端に大きなひまわりが枯れて立っていた。
カーブミラーと見間違うほどの大きさのひまわりだった。
家の近くの公園の入り口にもかなり大きなひまわりが咲いていたが、こんなに大きいのはちょっとない。
今日も暑いけれど、それでもやっぱり暑さは秋に向かっている暑さに変わっているなぁとふと感じるようになった。
貴女は何を映しているのかな。
道路を行き交う車は映してはいないけれど。
季節を映す鏡だね。
もうすぐ秋なんだと思う瞬間は毎年違う。
今年はこの枯れたひまわりだったか。
また来年ここで会えるかな?
もうすぐ秋がくる。
2012年09月06日
ここは近所のネコの威嚇の声が朝から夜中までよく聞こえてくる。
茶トラの大きなネコがここの”自称”主らしく、どこの家のネコなのかは知らないが斜め前の家ネコのひなたぼっこをしている姿を見つけると、わざわざ追いかけていつも喧嘩をふっかけているのだ。
黒のブチは自分からは喧嘩はしないが、逃げて行かずに動かないので茶ネコはそれが気に入らないらしい。
だけど1時間近く「フゥ〜〜ッ」といううなり声やたまに「ウギャー!」という叫び声が聞こえて来るので、茶トラのネコとしての性格が私はあまり好きじゃなくなった。
だって、黒は別に通り道をふさいでいるわけでもないのだ。
それに頭を低くして耳を後ろに倒している。
目も合わさないようにしている。
決して反抗的ではなく十分おとなしく茶トラを立てているというのに、姿を見つけたら必ずわざわざ追いかけて行っては威嚇するので、あまりしつこい時には人間が「こら!」と言って二匹を追い払うこともあるのだった。
今日も隣りの家の小屋根の上で茶トラが因縁をつけに来て居た。
ヤツは人間のように相手に顔を近づけて「ムニュムニュムニャムニャニャ〜!」と言葉を言うので本当に何かをしゃべった上で絡んでいるのだろう。ひとしきり顔を近づけて「ムニュムニュムニャニャニャ〜!」と因縁をつけたあとに、うなり声で威嚇をし始めるのだが、「フゥ〜〜〜!」「ムゥウウ〜〜!」という声が一向にやまないので、今日は私が2匹を追い払うことにしたのだった。
ネコ同士にもルールがあると聞いていたが、茶トラはちょっとしつこい。
というか、私にしたらアンタはどこのネコなんや!という気分になる。
実はこのネコに私はかまれたことがあるのだ。
ニャーゴと言ってすり寄ってきたので撫でようとしたら、その日はいきなり「フギャー!」と言って噛み付いてきた。以前は甘えてすりよって来ていたのに、急に攻撃をされて以来もう私は近づいていない。
今日も棒みたいなもので音を立てて2匹は去って行った。
しかし、黒もうずくまりはするがからまれた時は絶対に逃げないので、茶トラはそれが気に入らないのだろう。
しばらくしたら、黒がうちの庭でくつろいでいた。
「のどかにしてんの?」
茶トラにあれだけ絡まれても逃げないのに、私が50センチ位の距離になると逃げて行く黒。
ちょっとお待ちよ。
別に何もしないっていうのに。
今日も私と仲良くなる気はこれっぽっちもなく、愛想なくササっと立ち去る黒ブチなのであった。