朝起きて鏡を見たら違和感を感じた。
「あれ?」
う〜ん、気のせいかしら。
眉毛がなんか濃くなっているような気がしたのだ。
鏡に近づいてみると、ここ最近眉毛カットをほとんどしていなかったのだが、眉毛が伸びているではないですか。
顔の印象がちょっと濃い感じがしたというのはやはり正解。
眉毛が伸びただけなのか、実際に濃くなったのかは定かではないが、先月から服用している「ネオーラル」という薬の副作用の”毛深くなる”がついに到来した模様・・。お顔剃りをマメにしなくちゃいけない、ということなのね。
唯一、長所は”まつ毛も長くなる”のだそうで、目元パッチリに貢献はしてもらえそうだが、なんでも長くなるのなら、鼻毛も伸びるのかしら。鼻毛は女性でもお手入れが必要な人が居るらしいが、私はお手入れなしで大丈夫だった。
がびーん。
割とショック。
ムーンフェイスをとっても寛大な心で受け止めて、「太ったなぁ」と言われることにもあまり傷つかないようにしてきたが、「最近、猿っぽくなってない?」と言われることにはまだ慣れていない。
ステロイドを大量に飲んでいた頃は、太ももがゴリラになっていた。産毛のような細い毛ではなく、ほぼ雑草が身体に生えていたが薬が減るとそれらは消えた。今度も薬が減ると元に収まるしくみではあるが・・・。
世の中の女性が脱毛に走るのは反対だ。
ツルツルの時代はもう終わり。
お洒落雑誌がそんな特集を組んで、いかに産毛を増やすかのフサフサ方向に流行が行かないかと願うのだ。