今日は移動売店の日。まだ一階まで降りてもいい許可をもらえていないので、移動売店がやって来てくれるのは楽しみで仕方がないのだ。
私は買い物が好きなんだろう。別に何が欲しいわけでもないのだが、スーパーでも何でもどこかに行ってそこで品物を見て、これくださいと言って買う行為が楽しいのだ。おままごとが未だに好きということなのようだが、本物のお金が消えて行くので時々ふと我に帰って自己嫌悪に陥ったりもする。
「またなんか買っちゃった」というところが、亡くなった祖母にそっくりになってきた。
移動売店がエレベーターホールにやって来て、15分程店を開いているうちに私も買いに行く。「売店」は新幹線の中で見るワゴンサービスそのもの。一台のワゴンに雑誌やら食べ物や飲み物が満載されている。
お茶とリップクリームと洗濯石けんを購入。楽しいひとときであった。
今日の検査は胸部と腹部のCTだけ。造影剤も入れないから針も刺さないので、恐怖心がない検査なだけに穏やかな心だった。が、夕方になって明後日は大腸の内視鏡検査を予定していますと消化器科の先生が病室に来られてまた憂鬱になる。
大腸の内視鏡検査は初めてなのだ。
こういった検査の前には同意書にサインをするのだが、ここには怖くなるようなことが書いてある。いくら先生が優しく説明をしてくれても、先生が去った後に残る「患者様用控え」の薄いうつし紙に“わたくし@@は患者の@@に対して以下のことについてわかりやすく説明をしました”的な文章を見て、急に心細くなったりする。
もう既に、何かあっても文句は言わないですサインをしたのは4回目。
先生がさかんに「まぁ、ちょっと、痛い検査になりますけども」と言っていた。
痛いってどれぐらいなの。
心の準備をしておきたい。いや、考えてもしょうがないことは考えてもしょうがない。などと頭の中は邪念だらけに既になっている。
やっぱりやらないとダメですよね。
今日もそろそろ日が暮れる。
日が沈むのと同じ様に、私の心も沈んで行ったのであった。
検査 お疲れ様でした。
次々と検査で、売れっ子なみのスケジュールですね(-o-;)
親は、大腸検査の時に痛くてお腹を押さえて
先生に「カメラ押さえたらあかんやん、離して離して!」と、
何回も先生を困らせました。
親に「あかんやん!」って言ったら、
「だって、痛いねんもん!」と、ごもっともな言い分で
看護婦さんも「そーやんね、痛いからしかたないよね。
でも、ちゃんと調べるには必要やからね♪」と、苦笑してましたわ(^o^;)
最初は痛みも何も感じなかったんですが…途中からまるで暴れるサルのようになってしまって、鎮静剤をうってもらうことに(^^;;鎮静剤が入ってからは痛みもなくなったんですけど、激痛でした( i _ i )お腹、私も押さえたような気がします。だって破裂してしまう気がしたんですよね(^^;;