セキスイハウスのコマーシャルで流れてくる曲を聴くと何故かしら家に帰りたくなる。
あら不思議。
だって、家に帰るも何も私はもう家に居るというのに。
そして・・・。
架空の家や家族が頭の中に浮かぶ。
新興住宅街の一軒家。広い庭があって、二階建ての家屋の中には素敵な奥さんとサラリーマンの旦那さんと子供が二人。部屋の中の明かりがあたたかくて・・・。
なんて想像力をかきたてられるコマーシャルなのだろう。
家のコマーシャルはいろいろあれど、セキスイハウスのコマーシャルだけが昔から実際にはない「架空の家」「架空の家族」を想像させてきた。
ポワンと浮かぶ「幸せな家庭」。
今の生活だって幸せなのに、想像の中では別の幸せな家庭がある。
頭の中が勝手に作っているのか、それとも誰かの家庭を透視しているのかしら。
あたたかい暮らしを思わせるコマーシャル。
他にもこうして架空の景色をたくさん想像している。
面白い景色だな。
誰もが想像の中で架空の人生を想像して、それが本当にあるもののように錯覚をしている。