投稿日:2013年02月03日

2013年02月03日

節分。

去年のクリスマスの頃、コンビニに行ったら「恵方巻き」の予約のチラシがレジのところにあって「えっ、もう!?」とすんごく驚いたというのに、あっと言う間にその節分の日がやってきた。

今年は恵方巻きを買わなかった。

いや、毎年買っていないので、『今年も恵方巻きを買わなかった』というのが正しいか。

でも豆まきは割と好きなのだ。

家の外に何かをばらまく、なんてことを普段の生活の中でやったら”ひどく常識から外れた行動”だとされるのに、節分に限ってはそれがよしとされる。大声を上げ、家の中から食べ物を撒き散らすだなんて、そんなおかしな行為が正しい過ごし方だということに興奮する。

やってはいけないことをやるということに解放感を覚える、私は真面目人間。そんなわけで豆まきは私にとって「ストレス発散」にもなる素晴らしい行事なのだった。

ただ・・・。

我が家は豆まきをしたら、ダンボが豆をその直後から掃除機のように吸い込んで食べてしまうという難点があった。

おまけに外に撒いた豆のことをこのチビ犬は、何故かしら翌日になっても覚えている。

窓を開けると豆を探しに外にピョーンと出て行き、数ヶ月かけてまだ見落としている豆がないか必死に探しまわるので、結果撒いた豆全てを犬が食べることになるのだ。それでお腹を壊して病院に連れて行くところまでが我が家の節分、というややこしい構図になってしまった。

<豆まきはしたいけれど、やるなら合理的な方法で。>

この数年間のウチの節分は、こういう本末転倒な状況。

今年の豆まきの豆は、犬用オヤツ「乾燥小粒納豆」を起用いたしました。

外には撒かない。

量は袋に記載してある「小型犬の一日にあげてもいい量」を「福は〜うち!」と言いながら撒いて・・・。

するとそれまで布団にもぐって寝ていたダンボが飛び起きてきて、部屋の中にばらまかれた乾燥納豆を掃除機のように吸い込んで、一瞬で豆まき終了。

はぁ〜っ。

いいのかしら。

独自路線の節分を行く我が家なのである。


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