明日から入院することになった。
昨日の外来で白血球数が2.2。血小板は8000まで減っていたので危険レベルということで、ベッドが空き次第入院と言われてしまった。
暫定的な処置として輸血と血小板輸血を受けて即日入院はなかったので、リハーサルには間に合わなかったが夜は予定通り「失速バンド」イベントでブルースアレイのライブに参加をした。
音楽の場所に居ると、「私、本当は病気じゃないんじゃないかしら」と思う時がある。色々な意味で救われた昨日のライブだった。
この一ヶ月は毎日のように青あざが出来るようになっていた。軽くぶつけただけですぐに青あざが出来る。血小板が減ってきたなという嫌な予感は当たって、それが日に日に悪くなっていった。ぶつけた覚えもないのに青あざが出来る。誰かにひどく殴られたような感じになっていて増え続ける青あざが恐怖に変わった。
まだ頑張れると思える日と、もう疲れちゃったなぁという気力を失う日と。
ここまでだって、決して強い人間として病気に向き合えたわけじゃない。いつも「あともう少しだけ頑張ろう」の連続でなんとか乗り越えられただけで、心細さの方が自分の中を占めてきた。
去年の秋に受けたATG療法。一瞬効果が出たあと一ヶ月後にはまた白血球の中のT細胞が異常細胞に変わっていた。2回が限度の治療みたいなので、次が最後のトライになるが他に方法がないならやるしかない。
なるべく雑念や不安にとらわれる時間を少なく出来たら。と思う。
また元気になって帰ろう。
ダンボ、またしばらく会えなくなるけれど。
どうかキミが元気で穏やかに毎日を過ごせますように。
また会おうね。