投稿日:2008年02月14日

2008年02月14日

ベーシストの植田氏の家に行く。
うえだっちの自宅スタジオは機材が充実して、なおかつ居住性がものすごくいい。部屋は縦長で作業机がゆったりと2つ置いてあって、窓は大きな窓が2つあるので日中は部屋全体が明るく、開放感があっていい環境だ。
今日は椅子の話になった。
先日、岡崎さんも椅子はいい椅子にした方がいいと言っていたが、うえだっちも同じことを言う。同じ姿勢で長い時間作業をするとかなり腰に負担がかかるが、岡崎さんはハーマンミラー社のアーロンチェアにしたら負担がなくなって快適に仕事が出来るようになったそうだ。
うえだっちが今日座っている椅子も、スチールケース社のセンサーチェアというヤツで、やっぱり丸一日座って居ても快調らしい。
椅子かぁ・・・。
いい椅子は、体にとっても大事。
確かに。
でも、どちらも10数万円もする。
今の私は、何か構想を練ったり曲や文章を書いたりしている時間、椅子には居ない。椅子に座ると悲しいかな何も浮かばないのだ。そうしていつまでも、ただ椅子に座っているヒトとなってしまうので、我が家での椅子稼働率は低いのだ。
普段の集中モードの時は、私はベッドの上で左向きに横になっている。つまり「寝て」いるのである。その姿勢で、左手にポケットボードかノート。で、右手に鉛筆を持っていて、たまにガバッと起き上がってベッドに腰をかけてサイドテーブルの上のパソコンを見る。で、調べものだか何だかが終わると、左を下にしてまた横になる。
でも、これじゃ日曜日のオトウサンだなとは思っていた。
本当にこのやり方でいいのかなとは思っていたのだ。
いい椅子を買えば、少なくとも「座って仕事をする」ことが身につけられるようになるかもしれない。
「めっちゃ快適やし、このままでも寝れるよ」
「ほんとー?寝れるの?」
うえだっちの「寝れる」という言葉が、とても興味深い。
私は構想を練りながらいつも寝てしまう。
寝心地がいいかどうかも、いい椅子の条件なのだ。


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