投稿日:2007年02月10日

2007年02月10日

今日は夜、待ち合わせをして相馬裕子ちゃんとご飯を食べた。
10分前に駅に着いてひとまずホっとする。待ち合わせの人がチラホラ、知らない街の駅前は旅行にでも来たような新鮮な場所に映る。
6時。もうそろそろかな。キョロキョロして辺りを伺う。待ち合わせの時は近くで同じように待っている人がライバルに思えてきて、自分の方が先にここから立ち去るぞという張り合う気持ちが沸いて来るのだ。
<私の方が待ち人が先に来る!>
キョロキョロのスピードが上がる。
6時5分。
夕方まで予定が入っていると言っていたんで、時間が延びたのかな。
6時10分。
駅ってここの駅でよかったよねぇ・・・。
待ち合わせ、ここでよかったよね。
携帯を出して昨夜のやりとりメールをもう一度見たら、最後に送った自分のメール文に、「駅前」が抜けていたことに気がついたのだった。しかも、送ったメールは”6時目処で行くね。で何かあれば途中で連絡取りあいましょう^^”
なんとアバウトな内容。
電話をしたら裕子ちゃんは家で私を待っていた。
普段、電話をくれる時にも、彼女は「今、電話しても大丈夫?」と最初にメールをくれる。大丈夫なのでこちらから電話をすると「掛け直すから!私が電話してもいい?って聞いたんだから掛け直す!」と言う。約束の時間も場所もわからないメールを受け取って謎だったはずなのだが、それが私の約束の仕方だと思って彼女は「はっきりせぇ!」と返信を打たずに健気に待っていたのであった。
ごめん、裕子ちゃん。
10分前についてよかった!と思っていた。
アホである。
彼女が予約をしてくれていた店で、久々の再会。仕事の話や日常の話をした数時間、私も久しぶりに誰かと話しながらの夕食タイムとなった。
店を出ると雨が降っていた。
「この傘、使って!」と裕子ちゃんは言う。いいよ、杖があると両手が塞がるからと言うと、「じゃ、駅まで送ってく!」と裕子ちゃんは言う。いいよ、駅まですぐそこだからと言ったが、彼女は傘をさして送ってくれた。
自分より小さな歩幅。
オフの時の彼女は、”小動物””ちいさい子供”の感じがして、同じ女性なのだが「ちゃんとおうちにかえれるかな?」「車に轢かれないように気をつけてちょうだいね」と、妙な気分になる。
「もうここで十分だからありがとう」と交差点でお礼を言ったが、結局駅の改札まで送ってもらってそこで別れたのだった。
彼女はとても”純”。一緒に居ると、ちょこっとしたことでその感覚が積み重なって行く。
帰りの電車の窓ガラスを雨が打つ。
行きは外の景色を楽しんだ電車も、もう夜の中。
男女共、私が惹かれる人には「純」が共通している。
自分がもし男だったら、裕子ちゃんみたいな女性に惚れている。
ふふふ。
帰ろう、家へ。
男でないので、胸はすがすがしくキュンとして、そして明るく家に帰った私なのであった。


“ 3 件 ”のコメントがあります

  1. 爪ちゃん より:

    相馬さんは 全然知らなかったけど 知り合いの薦めで 最近リリースされた2枚組のゴールデンベストを購入しました まだ あまり聴きこんでないけれど 澄んだ声の優しい曲調が 印象的でした ケルト調のアレンジも面白かったです まぁでも 吉川のポップセンスには負けるけどね^^;

  2. あず より:

     みきちゃんも相馬さんも、そのキャラクターが、ほのぼのとにじみ出ている内容ですねー。(-^〇^-)
     思わず、「二人ともらしいなー。(-^〇^-)」と、ウンウンと頷いてしまいました。

  3. 吉川みき より:

    >爪ちゃん
    そうそう、ゴールデンベストが出てますよね♪リンクからまた相馬裕子ちゃんのHPに移動出来ますので、またいろいろ情報がわかりますよ^^
    >あずさん
    駅前でキョロキョロしていた私の姿は実に想像したまんま!だと思います^^大失敗〜><

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