投稿日:2008年10月11日

2008年10月11日

西川峰子さんのレコーディング。来年発売予定のカバーアルバムの今日は3曲分、ベーシック録りの初日だ。
ベーシック録りというのはアンサンブルの土台になる音を録音するということで、曲にもよるがだいたいドラムとベースとギターとベーシックキーボードで録ることを指す。
仮り歌は私が歌っているのだが、どうも私が歌うと演歌がポップスになって、変てこな感じがする。こぶしとビブラートなしで歌ったら一気に演歌は演歌ではなくなるみたいだ。
初めてのカバーアルバムを出したすぐあとに、また一枚カバーアルバムを作ることになって、今年はカバー曲の年になりそうだ。
繰り返しオリジナル曲を聴いて、頭の中で反復してみてこんなアレンジがいいなと思った方向に素直に手を伸ばしてみたいなと思う。奇をてらうことなく、シンプルにその曲に接して行きたい。
今日のメンバーは、西川さんの去年のライブでお世話になった植田氏と末松氏にベースとギターを引き続きお願いをし、ドラムは今回初参加の高林さんに叩いてもらった。
みんないいプレイヤーなので、私は大雑把な譜面を渡してイメージを伝えるぐらい。あとは言葉からニュアンスを拾って広げてくれるので、その先はお任せ状態で進められる。とてもスムーズに今日の作業は終わった。
毎日、私も何かしらの作業をしているのだが、なにせその場には犬しかいない場合が多い。その犬にさえ「おもちゃ」を持って来られて「遊ぼうよ」と度々誘われている。自分は犬からも働いていないように見えているんだなぁと思っていたのだ。
あぁ、なんて素晴らしい。
今日は人が居る所での作業となったので、我ながら久しぶりに自分が社会人として機能しているような実感を得られた日となった。


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