午後、中野駅前のバイク駐車場にて。
一つだけ空いていたバイク置き場に止めようとしたら、どうも前の利用者が間違えてロックバーをまた差し込んで出庫したみたいで、空になっているにもかかわらず利用中状態になっていた。清算をしないと自分のバイクが置けないので、インターフォンで管理会社に連絡をしたりして、駐車場で10分程足止めをくらったのだ。
んもう。
どこの誰だかわからないけれど、お宅の”うっかり”のせいで面倒臭かったわよ。
バイク置き場では他に、原付専用の場所に250ccクラスのバイクが無理矢理突っ込んであることもあって、隣りのスペースにまではみ出していたりもする。
んもう。
ちゃんと大型のとこに置いてちょうだいよ。
夜、今度は東高円寺駅のバイク置き場に止めることがあって、いつものようにバイクを置いて用事を済ませ戻って来て、清算を済ませてふとあることに気がついた。
ロックバーを外して、そして私、いつもそれをどこに差していたかしら。
横にフックがあって、利用が終わったらバーをそこにかけるというしくみになっていて、だが振り返れば今まで10回以上ここを利用してきたが、出庫の際にこのフックにかけた記憶は一度もなく・・・・。
「あっ」
中野駅で私の前にバイク置き場を利用していた人と同じことを自分がしていることに気付いたのだった。他所とは少し勝手が違っていたということはあった。が、私がこの駅を利用した時は毎回自分の次に利用した人、もしくは管理人さんが「んもう」と思いながら、ロックバーを解除する手間を被っていたのだ。
見知らぬ人よ、すみません。
今日の昼間の中野駅でのことは、必然の出来事。
「もうそろそろ、気付いたらどうなのよ」という、天からのお告げなのであった。