六本木モーフにD-naughtのアルバム発売イベントを、ベーシストの植田博之くんと見に行った。
今回のD-naughtのアルバムでは、初の試みで長年の音楽仲間である植田博之くんとユニット形式で一曲アレンジをさせてもらった。「八槻尾」というクレジットが二人のユニット名。ベーシストならではの視点は私には持ち得ない部分で、一緒に作業をすると驚くことが沢山ある。自分にはない感性を持っている人と作品作りをすることは、私にとっていい方向に行くことが多く、これからは共同作業での音楽制作の機会も作って行きたいなと思っているのだ。
D-naughtは出会ってからどんどん活動の場を広げて、今や応援してくれる人達も全国に広がった。これから更に行くぞというそんなパワーがあって、この日のライブもお客さんが会場に入りきらないぐらいだった。
<もうこんな近い距離じゃ見れないかもしれないなぁ>
ライブ中にふと思ったのだ。
出会った頃、ko-派くんは「自分、いつでも暇にしてますんで、打ち合わせいつでも大丈夫です!」と言っていた。あの頃はメンバー本当にいつでも時間の融通がきいた。でも最近はみんな曲作りやライブでとても忙しそうで、暇にしていた頃のことが嘘のようだ。
音だけで勝負する音楽の世界も好きだが、私はエンタテインメントも大好きだ。
大きくはばたく彼らの今をしっかり目に焼き付けておきたいなと思ったのだった。