クリスマスイルミネーションの飾りつけをするお宅が増えた。
あたたかな電飾が家の周りを適度に飾ってある景色は、寒い夜道をなごませてくれる存在だ。個人的な好みとしては、ワンポイントで飾ってある程度のそんなに手間をかけていないお家が素敵だなぁと思う。
いいなぁ。
今までは眺めるだけでよかったイルミネーション。だが、今年はちょこっと「私ん家もやってみたいなぁ」と思うようになってきた。
ちょこっとでいいのだ。
大きくなったオリーブの木に沿わせてみる、だとか。
雨戸のつるバララインに沿わせてみる、だとか。
しかし屋外のイルミネーション設置はやはり男手が必要なのだ。三脚を立てても、私の身長では若干上の方が届かない状態、さすがに男友達に電話をしてクリスマスの飾り付けを手伝ってよとは頼めない。惜しいなぁ、飾り付けをしたら素敵になりそうなのになぁと思いながら家の屋根の下あたりをいつもジっと見つめている。私の頭ん中ではチカチカとイルミネーションが瞬いているのだった。
立派な飾り付けのお家には、休日返上で三脚に乗って頑張ったお父さんの存在がある。
現代のサンタさんは今やクリスマスの飾りつけの頃から忙しくなったのである。