投稿日:2010年04月15日

2010年04月15日

押し入れの上の棚に仕舞ってあった靴を出そうとしてゴソゴソとしていたら、積んであったものが崩れてゴン!という音がした。
クローゼットは横2メートルぐらいの幅があって、私は左側に居たのだが荷物が崩れたのは右側の様子。しかし、一つ山が崩れたことによって左の靴箱にも影響が出て来たのだった。ちょっと横着をして引っ張り出そうとしたのがいけなかった。黒い靴が上から落ちてきて頭にゴンっと当たった。
<痛いなぁ>
高い場所はいつも脚立を使うのだが、それでも押し入れの上の方は微妙に背が届かないので、奥に物を置く時はお賽銭を投げ入れる時のように「ホイ!」と投げることが多いのだ。それでそのあと棒か何かで整えるのだが、もし190センチぐらい身長があったらもうちょっとこのエリアは有効利用出来ているのになぁと思う。
落ちてきた靴を拾ってまた上の棚に戻す。
で、右側にゴン!と音を立てて落ちたのは何だっただろう。
調べようと右側の扉を開けたら、今度は頭の上にゴン!ゴン!と二つ続けて本が落ちて来たのだった。さっき、床に落ちたとばかり思っていたが途中で引っかかっていたのだろう。頭に立て続けに物が落ちて来たのでちょっとクラっとした。
<んもう!>
一人の部屋でコントみたいなことになっても、ちっとも可笑しくない。
今度時間が出来たら上の棚をもっと整理しよう。
もう一度脚立に上って、落ちて来た物達を仕舞った。
<ようやく片付いたわ。>
と、思ったら更に「ゴン!」と、今度は使わなくなったDVDのリモコンが頭を直撃した。リモコンはさすがに一番痛かった。
クラクラクラクラ〜〜。
「出してくれ〜」
「出してよ〜」
押し入れの中の物達も外に出たいのかしら。夏物の洋服の一部をこの間出したので、それをジっと見ていたのかもしれない。
外は寒くて、まだ楽しめるような感じじゃないですよ。
先日出したばかりのTシャツの声が下段の引き出しの中から聞こえたような気がした。
押し入れの中は上段と下段では、ずいぶん世界が違う。上段に仕舞われたままの物達は外に出る機会がほぼないに等しい。ほんのちょっとの距離なのに、落差が非常に大きい押し入れの中なのである。


コメントをどうぞ