投稿日:2010年07月17日

2010年07月17日

犬のオヤツもいろんな種類のものがあるが、犬用のアイスクリームやシャーベットもあって、今ウチの冷凍庫には犬用シャーベットが入っているのだ。
「じゃぁ、アイス食べよっか」
冷凍庫の所に犬もついてくる。そして私が人間用アイスを食べ、犬が犬用シャーベットを食べる。
食後の一服はこんな感じだ。
ところが犬は物をあまりよく噛まない。もっと噛んで食べなきゃだめだよと言っても無理、これはしつけをしても直らないことなのだろう。本で読んだら犬は物をあまり噛まずに飲み込んでしまう生き物らしく、それで大丈夫な体の作りになっているのだそうだ。
だから、犬に食べ物をあげる時は「丸飲み」をしてもいいように与える時の大きさに注意している。少し大きいかなと思ったら、事前に小さくする。ダンボを見ていると、「飲み込めるサイズ」に対する判断力にやや欠けると感じるので、小分けにしている過保護について彼自身は知らないのであろう。
このシャーベットはそういう意味では微妙な大きさだった。
ロケット型のプラスチックカップに入っていて、円錐の形をしているのだが小型犬には一口で食べられるサイズではない。だが先週は小分けにしようとしてうっかり
床に落とし、食い意地の張ったダンボは取られまいとして丸飲みをしてやはり喉に詰まってしばらく窒息でもがいていたのだった。
なかなか扱いにくいこの微妙な大きさのシャーベット。だがプラスチックカップごとあげたら周りはベトベトにはなるが、少しずつ溶けるシャーベットをペロペロ舐めるので、「丸飲み対策」としてはそれが安全だった。やっぱりその方法がよかったのかなと思い、今日はカップごと渡したのだった。
いつものようにオヤツを得るとダンボは私から逃げるように遠くへ逃げて行く。
好きなオヤツほど遠くまで逃げるのだが、シャーベットは時間がかかるのを知っていて更にゆっくり出来るベッドの下に持って行った。
食べ終わると必要なくなったケースを持って来るのだが・・・・、
この日は持って来なかった。
随分経って「あれ?そういえば今日は空になったケースを持って来ないなぁ」と思ってベッドの下を覗いたのだが、そのケースが今度は見あたらない。
プラスチックまで食べてしまったんだろうか。たまに誤飲食をする犬がいる。お腹を開けたらプラスチック片が出て来たケースはそんなにめずらしい話じゃなく、だがダンボは誤飲食の傾向はなかったので気にしていなかったのだが・・・・。
それからベッドの下を大捜索してあきらめかけた頃に、ハウスのそばにコロンと転がっている空ケースを発見したのだった。
焦っている私を横目にくつろいでいたダンボ。
そして空ケースを見つけて一人「よかった・・・よかった」とホっと胸をなでおろす私。
一件落着。
というか何というか・・・・。
小分けにする方法以前に、そもそも犬用シャーベットをあげたりする贅沢から考え直した方がいいのであった。


コメントをどうぞ