8月も終わり、なのだ。
最近、女性誌は美味しいお店特集や雑貨特集や占い特集などの定番以外に、パワースポット特集や日帰り一人旅などの特集も多くなったのだ。
少し前に入手していたのがとある女性誌の「かわいい電車の旅」特集。
ずっと前にお仕事で行った福井にて。仕事が終わって帰るフリをしてマネージャーさんと別れ、そのあと乗車変更をして北陸本線から一泊して大糸線のルートで東京に戻ったことがあったが、その時の行き当たりばったりトコトコ電車の旅がすんごく面白かった。
陶芸の町、益子に行ってみたいなぁ。
房総半島の輪郭を走る内房線や外房線もいいし、ムーミン列車が走っているといういすみ鉄道もいいなと思う。京都の嵐山へ行く嵐電に乗ったときのあのワクワク感が、時々とっても恋しくなることがあって、トコトコ列車は緑がたくさんある季節が似合う気がしている。
古い木造の無人駅に降りてみる。
なんにもなくて、だけどガッカリしない。
都会に住む人間の単なる現実逃避のひとときかもしれないけれど、考えているうちに日だけが過ぎていった。
トコトコ列車に乗って。
気になった駅でブラり降りてみたい。
そう思いながら居眠りをしてしまい・・・・・時間がワープして、なつかしい田舎のおばあちゃん家にもしかしたら着くのかもしれない。