裸足が好きだ。
家では冬でも「裸足にサンダル」で過ごしている。もともとは飼っていたフェレットの「チビ太」が、”靴下を履いた足を見ると思い切り噛む”ということから、噛まれたくない一心で冬も”靴下なし”で過ごしていたのだが、それがいつの頃からかチビ太のせいではなくなり、そしてチビ太が居なくなった今でも年中裸足にビーチサンダルで家の中は過ごしている。
以前に「靴を脱いだらホっとした」という歌詞の歌を書いたことがあった。昔から足元が窮屈なのは好きじゃなかったんだろう。
だがその頃はまだ裸足生活ではなかった。家の中でも靴下を履き、寒い日には靴下を履いて寝たりすることもあった。
あ〜〜〜っ、裸足って気持ちがいい。
何にも皮膚に載っていない状況というのは、言ってみれば一番身近な「自由」を得ているような気がする。
あぁ。
だが、しかし。
新幹線で毎週京都に通っていた頃は、隣りの席に座った人が靴を脱ぐと、100%の確率ですんごく臭かった。
ふぅ〜〜む。
中途半端に靴を履いたりするので、足が嫌がってついに我慢出来ずに悪臭を放つようになるというしくみになっているのではないか。
「ムンクの叫び」のように「足の叫び」としてモワンと悪臭を漂わせてしまうのだ。
だからやっぱり足は裸足がいい。
私の特技は足の指を「パー」に開けることだ。
私の足は割と自由を謳歌しているのである。