投稿日:2011年08月12日

2011年08月12日

西涼子ちゃんのボーカルユニッ「Lea-Lea」のライブにキーボードで参加をした。
やっぱり私は鍵盤楽器を弾くのが好きだ。
と言っても。
苦手なものはある。
それは「ソロ」。ソロは自分にとって苦行か修行の時間で「楽しい」と思ったことがなく、反対に「歌の伴奏」もしくは「バンドの中でのバッキング」が好きなんだなぁと、最近はハッキリ思うようになってきた。
しかし、今日のライブは楽器の上物チームが私だけ、ということで必然的に苦手なパートが何度もやってくる。
うむむむむー。
頑張れ。
頑張れーーーー!
弱点を敢えて人に公言してしまうのはどうかと思うのだが・・・・・。
素直な告白として、歌の伴奏やバンド内でバッキングをしている時の私は、弾きながらいっぱいアイデアが出て来る。このコードでこのメロディラインだから、こんな風にカウンターラインを入れてみたいなぁ、とか。
で、バッキングをしている時は、トリッキーな休符パターンでアンサンブルの中で遊んだりするのも大好きで、個人的には歌ものだったら一曲が始まったら「10番」ぐらいまで歌って欲しいし、バッキングは10分ぐらい同じコード進行で続けていたい。ぐらい楽しい。
だが・・・・。
これがソロになると一気にブルーになる。
なんかよくわからないのだが、ソロが楽しく弾けない。のだ。
数小節の間でそのことによるプレッシャーでおかしくなり、それで野人みたいになってしまう。ソロのあとの私は、だからいつも3歳ぐらい老けている。数小節の間に私は確実に年を取っているのだと思う。
そんな苦手なソロが割とあるセッションだが、涼子ちゃんとは一年越しで初めて一緒にライブが出来る。というのも、丁度一年前、ライブに誘ってもらって予定も入れていたのだが、そのあとになって入院手術を受けることが確定となって参加の実現はしなかった。また元気になったら声をかけるねと言ってくれた涼子ちゃん。今年の春にお話をいただいたら、今度はちょうど私が快気祝い海外旅行に出かける日と重なってしまった。だから1年越し3度目の正直で「今日」初セッションが叶うことがとても嬉しかった。なにより、懲りずに声をかけ続けてくれた涼子ちゃんの気持ちがとても嬉しかった。
涼子ちゃんの相棒のSARIさんも素敵なボーカリスト、そしてベースのTAKさんとドラムお岡本さんのリズムセクションは素晴らしいグルーブで、途中で一緒に演奏が出来ることが嬉しくなって曲中で思わず笑みがこぼれたぐらいだった。
今日も素敵な出会いがあった。
去年の私は一年後の今日を想像することは全く出来なかった。
出会いは偶然でもなく、必然でもなく、ただただ宝物なのだと思う。
涼子ちゃん、今度はもう一年越しにならなくてもいいよ。
また、一緒に音楽がしたいのだ。


コメントをどうぞ