投稿日:2011年09月06日

2011年09月06日

チョイノリに乗ると、つい横道にばかりそれている。
急ぎでない場合、行ったことのない道にふと入って行ってしまうのだ。
そして迷い込む。
大抵は「近道を見つけた!」ということにはならず、なんだかよくわからない方向にずんずん進んでしまう。えらい遠回りになってしまったなぁというロスタイムパターンなのだが、それでもいつか知っている道に繋がった時は、まるでワープでも出来たかのような驚きと、それから難しい数式の答えでも出たかのような達成感が湧くのだった。
迷い道は言ってみればプチ旅行。
が、冒険心が強いのかと思ったらそうでもない。
食事をしに店に入った時に「今日はこれを食べてみようかな」と、食べたことのないメニューを注文する人が居るが、私は初めて店に来た時に食べ美味しかったものを頼んでいる。メニューが要らないのだ。他のメニューも気にならないわけではないのだが、注文を聞きに来られた瞬間「もう一度だけ、やっぱりあれにしとこう!」となる。道で言えば一方通行状態。ものすごく一途というか、保守的というか、冒険心は一切なくなるのだった。
それにしても、東京の道は難しい。
まっすぐに走っているように見えるのだが、微妙に道が曲がっていたりするので「あれ?今私はどっちを向いて走っているのかしら?」という謎な時がある。結構道は得意な方だが、東京は苦戦している。
女性は地図が読めない人が多いそうだが。
ナビは磁石で十分。
チョイノリに搭載すれば、もっと時間短縮出来るだろう。
最近お気に入りの道は羽根木の森の前の道。
環七からすぐでありながら、いきなり避暑地に来たのかと思うような素敵な物件が森と共に現れてびっくりした。
以前迷った時に見つけた素敵な道なのだ。


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