数年前からトラックボールを使っていて、今やすっかりトラックボールに慣れたのだ。
最初にトラックボールを見たのはレコーディングスタジオにて。重たそうな球を操作してエンジニアさんが作業をしていて、それは子供の頃に見たタクシーの運転手さんのギアチェンジの姿がやけに職人さんに映ったのと似ていたのだ。
めずらしく機器に対して男の子みたいに「カッコいい!」と思ったものの一つがトラックボールだった。
前に使っていたものがスムーズに動かなくなっていたのを騙し騙し使ってきたが、いよいよ矢印一つ動かすにも大変になってきた。見てみたらパーツが一つなくなっていてそれで新しいのを買うことにしたのだった。
ケンジントンのスリムブレード。
ちょっと値段が高いなぁと思って一つ安いタイプのものと迷ったが、使う頻度も高いし結局使いやすいものがいいなと思って口コミで絶賛されていたこちらのタイプを購入。結果的に大満足だった。ボールの動きも適度な重みが指に伝わりつつ、スムーズに反応してくれるので本当に使い勝手がいい。
家スタジオも、私にとって作業しやすい環境になってきた。
もうすぐトラックダウンをする曲のデータ修正、新しい私の相棒だ。