投稿日:2012年05月01日

2012年05月01日

相馬裕子ちゃんのライブ。
4月に続いてキーボードで相馬ちゃんのライブに参加をしている。
この二年程、生徒さんに“曲が始まったら、一歩も引いちゃダメ。その曲が終わるまで絶対に弱気にならないこと”と口を酸っぱくして言っているおかげで、何より一番そのことをお守りにしてライブに臨むようになった気がする。
弱気になったり不安がよぎると、その余計な思考のおかげで、出来るはずのことが出来なくなってしまう。曲が始まったら建設的に進めないといけないのはお客さんではない。奏でる側でしかなく、それを言葉に置き換えて理解してもらうとその生徒さんはグッと伸びる。伸びるというよりも本来の自分の力に近いところで人前に立てるようになる。
最近ライブに立つ時はよく生徒さんに話していることを思い出す。
自分の目の前にある仕事に対して、とにかく建設的に立ち向かう。それだけを考えれば、緊張という自分で自分を縮こまらせてしまう縄は存在が小さくなる。真反対の傲慢もなくなる。抱きしめるのはまず自分ではなく、自分の目の前にあること。自分はあとからついてきてくれるのだ。
いろんなしくみを知って公式を立てる。なんとなく漠然と抱く事柄には自分なりの簡素な公式を立てると役に立つ。
いろんなものがつながっている。
今日自分がやらないといけないことは、結局は全てつながっているのだと思う。


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