投稿日:2007年06月11日

2007年06月11日

ゴキブリを家の敷地、玄関を出たところで発見してから、私の暮らしは暗くなった。
夜風を入れようと網戸にすれば、夜風と共にゴキブリも入って来るのではないかということを考える。
ピチっ。
風呂場も洗面所もトイレもキッチンも窓を閉める。私の目の届かない場所は、特にピチっと閉めておきたい。
が、夜中にトイレに行くと、トイレの隅っこに置いたコンバットがゴキブリに見えてしまうのだった。
”ぎゃー”
と、トイレのドアを開ける度に、コンバットを置いたことを忘れて驚けるというのも新鮮だが、心拍数は急上昇。体にはあまりよくないのだ。
もし、ゴキを見つけたら私はどうなるのだろう。一時ブームになったパオという噴射式の品があって、それはゴキブリに向けてシューとやると液剤が繭のようにゴキブリを包んで動けなくさせるというものだったが、私は命中させることが出来ず、全く戦いにならなかった。
もし、居たら・・・・。
確実に逃がす。
どよ〜〜〜ん。
クモでさえ逃がしてばかりいる。ハエもそう。今まで出て行ってもらえたのは、子供カマキリだけなのだ。
夜に外のポリバケツに出していたゴミも、夜に出すのをやめた。あそこにゴキは居たからだ。
あんなもの、ゲンゴロウじゃないか。
カナブンじゃないか。
ノー。
そんなにおおらかになれません。
夜、私はとても暗くなった。
被害妄想いっぱいの日々を送っているのである。


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