投稿日:2013年02月25日

2013年02月25日

先日、叔母が電話で「結婚はなるべくしない方がいい」と言っていたエピソードで、旦那さんのトイレでのおしっこのはみ出しもストレスの一つだということをあれからたまに思い出していたのだが、よく考えてみたら私も毎日”はみ出しおしっこ”の片付けをしていることに気がついた。

ダンボちゃんのトイレは今おしっこシートを7枚敷いている状況なのだ。

小型犬にどうして7枚もおしっこシートが必要なのか私も腑に落ちないのだが、最初は1枚だったのが彼の”はみ出し”によって、どんどん枚数が増えて現在の7枚になってしまった。

「おしっこはここ!」

家にやって来て多分初日におしっこの場所を覚えたはずの賢いワンコちゃんだったのだが・・・・。

ダンボは最初はしゃがんでおしっこをしていたのだが、青年になってからオス独特の足上げおしっこスタイルを覚えてしまったのだった。去勢をしたら治る犬も居るそうだが、ダンボの場合は治らなかった。

おしっこの際、ダンボは教えられたシートの上にはちゃんと行くのだ。

ところがそのあと、どっちの足を上げるかなど微妙な身体の向きでシートの真ん中に立っていても「失敗」することが多くなって行ったのだった。

おしっこシートが2枚になり、3枚になり、壁などにも貼付けて最終的に7枚にまでなって、ダンボのトイレは今では要塞のように立派な部屋のようになっている。

にもかかわらず未だにおしっこがはみ出ているのだった。

ヤケ酒ならぬ、ヤケしっこ。

というのは、外に猫ちゃんが居て、家の中で「ワンワン!」吠えて戦ったものの、ダンボとしてはスッキリしない終わり方をした時なんぞは、怒りをおしっこで表現するときがあり、そんな時の飛距離が遠かったりする。

「あ!そっちの足を上げないで」

「あ!そっちに向いちゃだめ」

と、言っているのだが、やはり犬の頭では「シートの上に行って用を足す」ことまでがせいぜいの理解力のようで、私はしょっちゅうダンボのはみ出しおしっこの処理をしているのだった。

そうねぇ。

可愛いダンボだから「もうっ!ダンボ!」ぐらいで済んでいるんだわ。

これが人間だとしたら・・・。

私も叔母のようにひどくストレスに思うようになるに違いない。

ダンボは今日で10歳のお誕生日を迎えた。

こんなに一緒に長く暮らして鬱陶しいだなんてただの一回も思ったことがない。

ダンボにはたまに鬱陶しがられながらも・・・。

はみ出ししっこやはみ出しうんちを拾いながらも、手の平に伝わる生暖かさに<あったかいというのは生きている証拠だわ>と変な充実感を覚えている。

出来るだけ長く一緒に暮らしたいのだ。


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