投稿日:2007年08月07日

2007年08月07日

ピンポン〜。
私はインターフォンが嫌いなのだ。まずこれを押す人は自分の知人ではなく、宅配の人か全く用事のないセールスの人なのかのどちらかになる。インターフォンに出た時には「はい、今すぐ行きます」か「結構です」の2種類しか話していないのである。
後味の悪い回もある。
中野に住んでいた時には一度「裏の鈴木です」と言われ、お世話になっている裏の鈴木さんだと思って出たら、深い皺が顔に刻まれたパンチパーマの男性で、その時はドアを開けた瞬間に足を入れられたのだった。
「裏の・・鈴木ですけどね」
どこの裏の鈴木なのか知らない、こんな人。
そうして突然、自分は北海道沖で船の事故で海に放り出されたが生き延びた運の強い男だと言って身の上話をし出し、自分を「サブちゃんって呼ばれてんですよ」と名乗った直後に「新聞取ってよ」と切り出されたのだった。
その時は男のペースに完全にのまれてしまい、ついハンコを押してしまった。とっても怖かった。
先日のピンポンは去年に引き続き、今年もやってきた「半分騙し」ピンポンだったのだ。
ピンポーン。
「今日、この近くで大事なお祭りがありますので、どうぞお越し下さい。ご案内の方ポストに入れさせていただきましたので、ご覧になって下さいね」
町内会費か何かで開催されているお祭りで、近所のご婦人がご丁寧に一軒一軒回っておられると思い、私は「どうもすみません、ご苦労さまです。ありがとうございました!」と返事をしたのだ。
ポストの中を見たら、宗教団体の会合のパンフレットが入っていた。
一部の人にとって大事なお祭りかもしれないが、だからと言って私にとっても大事なお祭りだと決めてかからないで欲しいのである。
インターフォンはロシアンルーレット。
しかし、押さずに家の中に入って来られるのはもっと困る。今私が一番インターフォンを通してお伺いを立ててもらいたいのは、ゴキブリなのである。


コメントをどうぞ