投稿日:2013年07月05日

2013年07月05日

ダンボは最近新しい芸を覚えた。

これを芸というのかはわからないのだが・・・。知恵をつけたのは確かなのだ。

朝、お腹が空いて早くご飯が食べたいダンボは私を起こすことを覚えたのだった。

最初は「ペロペロ」と私の腕や足を舐めて控えめに「起きてくれないないかなぁ」とアピールしていた。これは以前からだった。

要求吠えというのはしないので、基本的に聞き分けのいい犬なのだが、「ペロペロアピール」もあまり長くされるとくすぐったくなってくる。

<もうやめて〜〜>

と、布団を頭から被って阻止するのだが、ここ数日で布団の上から「高速ホリホリ」をして私が起きるまでやめなくなったことで、いいのか悪いのか目覚ましのアラームより先に犬目覚ましで目覚めるようになったのだ。

「高速ホリホリ」は、丁度土を掘るような感じで前足でひたすら掘り続けるのだが、相手にしてあげない時にいじけてこれをやる癖があった。これもここ数年でやりだしたことなのだが、彼はもう10歳半。人間で言うと還暦を迎えたぐらいの年齢になる。

もう新しい知恵はつかないと思っていた。

私が起きるまで、無心になって、いや食い気という煩悩の塊となって高速ホリホリを続ける姿に私は思わず”笑って負け”で起きることになる。

来るひも来る日も同じ餌ばかりなのに、よく飽きもせずに楽しみに出来るわねぇ・・・。

10歳半で新しい芸を編み出したダンボ。

ホリホリされても何でもいいから、長生きしておくれ。

ご飯が終わったら、私のことはもはや用無し。

またスヤスヤと眠るダンボなのであった。


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