今日は隅田川花火大会の日。
隅田川の花火大会は、毎年テレビの中継があるので私も病室で何度か楽しんだ思い出がある。
病室であっても花火を楽しめたという有り難みと、来年は病室じゃなくて本物を見に行きたいわねと患者さんたちに希望を与えてくれた大会だったので、今年は豪雨で途中で中止になったとニュースで知って残念だった。
ムンとしたなまあたたかい空気に息苦しくなりつつも、花火大会は多くの人が足を運ぶ夏の楽しいイベントだ。
「アタシ、このヒトのこと、好きなのかな」
友達以上の感情に気づかされたこともあったっけ。
その年、その年によって「花火」には何かしらの心の中のスイッチを押されてきた気がする。
今年の花火大会は延期にならず、そのまま中止なのだそうだ。
残念な今日も、それでもいつかいい思い出になるのかもしれない。
遠くで瞬いているのは観覧車。
花火に似ているね。
空に浮かぶ花達よ。