骨髄検査で外来に行く。
骨髄検査は二回目。うつぶせになってベッドに寝ているのでどんな処置がされているのかは見えないが、麻酔を打ったあとに腰骨からグググっと針を刺していると思われる。麻酔が効いているので感覚は鈍いのだが、イメージとしてはドライバーぐらいの太い器具が差し込まれている感じで、針を身体に押しこまれる度に”どうにかなってしまう!”という恐怖に覆われる。
検査が終わると、1時間止血の為にベッドで仰向けになって過ごした。
検査の結果はまだ先になるそうだが、血液検査の結果今日も血小板が減っていた。
その結果で”自然治癒の可能性”はなくなったということだ。
入院は避けたかった。
入院をすると仕事をキャンセルすることになる。周囲の人達に迷惑をかけた上、随分仕事もなくしてきた。
入院治療を受けないといけない患者に「入院をしてください」というのは正しい判断だ。そりゃぁ私だって病気は治したい。ただ、病院からは「仕事は休んで下さい。」と簡単に言われてしまうと、素直に「はい」と言ってうなだれて現実を受け入れられない自分もまたいるのだ。
「仕事」ってそんなに簡単に休めるものなのか。
自分の仕事ってそんなにちっぽけなものなのか。
いや、私は目の前の仕事に誇りを持って、少なくとも自分に出来る目一杯の誠実で向き合ってきた思っている。
だけど、それを誰に向かって叫べばいいのか。
この怒りにも似た気持ちを誰かにぶつけたいのに、
ぶつける相手が居ないのだ。
それが
病気を抱えて生きるということだ。
病気は治さないといけないと思う。
そりゃぁもちろん、私自身常に治したいと願ってきた。
だから。
たまに毎日こうして過ごしてきたことが、机の上の埃を払うかのようにフっと吹き飛ばされてしまったと感じる時、どうしようもなくむなしくなる日がある。
入院は私にとってはやっぱり大きな出来事だ。
頑張ったけれど届かなかった。
何かが空っぽになってしまった。
冷静になんかなれない日がある。
もう何度目になるのかなぁ。
たまに堰を切ったように涙が溢れ出て来る日がある。
駐車場に行くまでの敷地の道を私は声を上げて泣いた。
すっかり顔見知りになった数人の駐車場の係員さんが居たが、心の中を隠すことも出来なくなっていた。
今の私にはもう一度溢れ出した涙を止めることは出来なかった。
みきさん、今の私にはみきさんにかける言葉が見つかりません。どうして私の大切な人がこんなにつらい目にあわないといけないのでしょうか?それを知りながら何もできない無力さ・もどかしさ。 せめて離れていても同じそらの下でみきさんの戦いを見守っている人間がいることを知ってて下さい。忘れないで下さいね。退院の日の朗報を待っています。その日が遠からん事を祈っています。
そうそう,福本さんの言うとおり!
みきさんの音楽を,ブログのエントリーを,楽しみにしてるファンはたっくさんいるよ。負けないで!
先日はゲスト出演ありがとうございました♪退院して復活!!の時はまた楽しくおしゃべりしてください!!☆
みきさんのお仕事に向き合う真摯な姿勢がすべて素敵な作品になったんですよね♪
みきさんが今とっても大変な時間をただただ頑張っているのが痛いくらいに伝わってきます。。。。。。
でも、私はみきさんの作品を聞いていつも気分転換になったり、
支えられています。
今みきさんはとっても辛い環境だけど、
みきさんの作品や音楽はこの今もたくさんの人に愛を与えて伝えているんだと思います。
気休めかもしれないけれど
みきさんは何度もこんな思いをしたけれど、
みきさんの音楽はみきさんじゃなきゃ表現できないし、
みきさんじゃなきゃあのピアノの音色もないんです。
きっとファンみんなそう思ってます。
泣きたいときはみんなにこうして叫んで、
みんなで乗り越えていきましょう♡
みきさんがまた音楽や作品を作って生み出してくれるまでいくらでも応援します♡
待ってますよー☆
みんなまってるんですから♡♡♡
みきさんのにっこりスマイルマークみたいな笑顔に会えるのを楽しみにしてます♪
あたたかいメッセージ、本当にどうもありがとうございます。
今回また入院治療になってしまって、一瞬どん底気分に落ち込んだけれど、こんな風に元気を与えてもらえてあらためて幸せだと感じるようになりました。今は頑張ろうという気持ちで過ごせています。あたたかい想いに本当に救われています。
今日でAGT療法という強い薬の点滴治療が終わります。その後副作用の段階を経て出現があるので、まだ経過観察と適宜治療が入ると思いますが、頑張ります!点滴の針が右手にあるときは文章が打ちにくいのですが、今日は左手にあるので自由になれそうです!