投稿日:2014年07月22日

2014年07月22日

治療の帰りに今日も神田明神に寄る。

ここは本殿や鳥居の色を塗り直しているせいか、雰囲気が明るく華やかだ。青空にとても映えるので真夏のこの暑さでも敷地内に入ると何故か気持ちいいなぁと思えてくる。

あかりちゃんは今日もおとなしくしていた。

暑くないのかなぁ。

暑いよねぇ。

お参りをしたら帰りは湯島の方へ抜けて、前から行ってみたかった旧岩崎邸庭園に行ってみた。

なんて広い敷地。

ここは三菱第三代社長の岩崎久彌の本邸として造られ、戦後GHQに没収された後返還され国有財産となり、今は都立庭園として一般の人も訪れる事が出来るのだが、門を入ってお屋敷に到着するまでがちょっとしたハイキングコースぐらいの距離で、お屋敷の前についた時にはこんなすごい邸宅に住んでいた人がいたということに驚いたのだ。

豪邸、お宅訪問。

ちょびっとの間、ここの家の住人になった気分を味わってみよう。

中は撮影が禁止になっているので写真は撮れないが、赤い絨毯に高い天井の立派な建物。ちょうどガイドさんが案内してくれるグループに合流出来たので、ガイドさんのお話を聞きながら中を見学する。柱や壁紙も丁寧な造りで部屋数も多く全ての部屋に暖炉がついている。敷地は当時この3倍あったというのだからものすごい広さになるのだろう。洋館がなんとも素敵でモダンだった。

和館は天井の高さも洋館のような高さはなくシンプルな造り、一家は普段は質素な暮らしで洋館は人を招く際に主に使われていて和館の方で過ごしていたのだそうだ。

離れにはこれまた素敵なログハウスっぽい建物があり、ここはビリヤード場だったのだそうだ。

ミステリー小説に出てきそうな立派なお屋敷。

戦後、没収をされたとあったが、自分の家がある日突然奪われたらどんなに悲しいだろうかと思いを馳せてみた。

大きな木々が屋敷を囲み、蝉が鳴いていた。

病院から車で5分ほど、こんな近い場所に夏休みの感じがするところを見つけた。


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