投稿日:2007年09月24日

2007年09月24日

レッツ メキシカン!
オーレッ!
服部祐民子ちゃんの今日は全体リハ。終わってスタジオを出たすぐのところにメキシコ料理店があったので、食事と打ち合わせをここでしようということになった。
レッツ メキシカン!
ビバ!メキシコ!
「メキシカンの店」と言えば、陽気でラフなイメージがある。実際にはじめて私がコロナビールを見た店は、店内が活気のある所で、別の店ではポンチョを着た「サボテンブラザーズ」みたいなおじさん達がミニライブをしたりもしていたのだ。
サボテン、コロナビール、タコス、トルティーヤ、ポンチョ、ギター・・・。
簡単な単語しか浮かばないが、まぁ一緒に居るみんなも同じだろう。
なので。
レッツ メキシカン!
みんなでゾロゾロとその店のある2階へ上がって行ったのであった。
だが。
「いらっしゃいませ」
あれ、ここは・・・。
店内に入ると、そこはメキシコ宮廷料理店とまでは言わないが、限りなくフランス料理店に近いメキシコ料理店だったのだ。上品に音楽が流れ、椅子はフカフカ。お客さんも音楽に合わせて踊り出すような人達とは思えないちょっとハイソなマダムだったりして、私達5人は店のムードとはマッチしていないお客であった。
「えっと、何にしようか」
メニュー自体がまず重たい。
高級フレンチレストランに置いてあるようなメニューを広げたが、私には何がどういう料理なのかがわからないので、ほぼ見ているフリだけで頭には何も入ってはいないのであった。
いや、みんなそうだっただろう。
メニューを見ながらちんぷんかんぷんな顔をしているので、思わず吹き出しそうになったのだ。
いかん、いかん。
私らも「えぇとこのボンとお嬢」。
こういう場所でも対応出来る。
はず。
上品なトルティーヤをみんなでつまみ、一枚ずつチップスを上品に食べ、小さな声で上品に打ち合わせをした。
ビバ!メキシカン!
レッツ!メキシカン!
今日はリッチなメキシカンディナーを食した。
みんなおりこうさん。
やれば出来る!
静かな関西人が居るのと同じように
静かなメキシコ料理店もある。
遊園地かどこかの変わったアトラクションに、みんなで行ったようであった。


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