投稿日:2014年11月16日

2014年11月16日

フォトグラファーの山本 ”Linda” 祐子 写真展、LIVE STAGE #1最終日。いつもお世話になっているリンダちゃんの個展でライブをさせてもらうので、横浜中華街にあるソコソコというお店を目指す。横浜は近くて遠い街。あんまり行ったことがないのでお出かけ気分での移動だったが、ギャラリーは中華街のど真ん中にありながら路地をちょこっと入った所になって隠れ家のようなお店だった。

今回飾られているのは、長年リンダちゃんが撮りためてきた手をつないだ二人の写真、そしてライブでのミュージシャン写真で、手をつなぐ二人の後ろ姿の写真というものが私も以前から好きだったので興味があった。

ミュージシャンの写真達は、全て本番中のショットだったのでどれもエネルギーを前に出している強い瞬間、手をつなぐ写真はそういう強いエネルギーではなく、穏やかな空気。単色でもただ単に淡い色でもなく「どちらかというと青っぽい」「深いオレンジっぽい」と行ったいくつもの色が混じって深めの色に見えて、それがなんだかよかった。

美穂ちゃんとの二人ライブは久しぶり。数年前の京都アルファステーションでのイベント以来になるが、私は彼女の歌を大学生の頃に聴いて以来その才能にいつも敬服し続けているボーカリストだ。

写真展と音楽ライブとのコラボ。こんな風に物作りのちょこっとだけジャンルが違うものともののカップリングが大好き。またそれぞれが年単位で作品をためて、そしてまたコラボが出来たらいいなぁ。

好きなことを続けて行くことは素晴らしいことだと思う。

ただ、好きなことを自分のペースで続ける。

そのことについてあんまり哲学的に考えたり、深く考えたりせずに「やっぱりこれが好き」ということに素直に乗っかる。

なんだかこれでいいんだかわからないまま漂いながらも、手放さずにいることが一番大事なんじゃないかなぁと思う。

私も手放さずに行こう。音楽を。

そう思った夜だった。


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