投稿日:2014年12月01日

2014年12月01日

輸血日。

前回の輸血で、ヘモグロビンの数値が今一つ上がらなかったので、値は8.3。今日も血小板と赤血球の二つの輸血となった。

「じゃぁ、また来週月曜日に来て下さい」

「はい」

来週の月曜日は4つの科の受診と輸血がある病院デーなのだが、夜の便で成田からヨーロッパに出発するのだ。

もちろん先生には内緒。秋に関西にしばらく行くので輸血日を調整して下さいとお願いをしたら、先生はとても怒っておられた。「あなたは危険な状態にあるんですよ!家で養生していないといけないというのに」と言われたが、家で養生したからと言ってよくなるわけじゃない。それで余計に行きたい気持ちがわき上がったら出掛けようと考えるようになった。

輸血を終えて次の輸血までの一週間。

どうしよう。

大丈夫かなぁ。

ちゃんと無事に帰って来なくちゃなぁ。

うーん。

でもなぁ。

・・・。

よ〜し、行っちゃえ!

数日間考えたが先月の半ばに航空券を購入していたのだった。

いつか行ってみたいなぁと思っていたヨーロッパのクリスマスマーケット。1週間しかないのでチェコのプラハとドイツのドレスデンの2カ所に絞って予定を立てた。

プラハは訪ねた友人達が「すごくよかった」と口を揃えて言っていた。ドレスデンはプラハから列車で2時間、最古のクリスマスマーケットと言われている場所なのだそうだ。

あと一週間。

輸血のおかげで旅さえ出来る幸せだ。


“ 5 件 ”のコメントがあります

  1. ラムのママ より:

    む...無謀ですねー!(ノ゜0゜)ノ
    私には、絶対できないです~!
    でも、行くからには、思いっきり楽しんできてくださいね。
    無事な旅を祈っています。

  2. Y より:

    久々にこちらに遊びにきたら。。。いろいろと状況が変わっていたんですね。
    まずは新しい先生の事、よかったですね! 私も泣きそうになりました。
    それからご旅行のこと、行くからには楽しんできて下さいね。
    もしも何かあったときのために、英語でご自分の病歴や現在の治療薬などを書いたものを
    持ち歩いたらどうでしょう。使わなければそれでいいわけですし、お守りに。
    それから現地で日本語の通じるドクターを調べていってくださいね。
    心配性の私だったらこうするかなあ。。。ということを書いてみました。

  3. わかば より:

    明日にはもうヨーロッパに向けて出発なんですね。
    プラハとドレスデンのクリスマスの画像をパソコンで見て
    あまりの美しさに息をのみました。
    まるでおとぎの世界ですね!
    これは行かなくっちゃですね。
    でも、くれぐれも無理はなさらないでくださいね!
    みきさんの旅日記、とっても楽しみにしています。
    私のクリスマスの思い出と言ったら、2008年のみきさんが送ってくださったクリスマスBOXかな・・・
    クリスマスはいくつになっても、ワクワクします。

    では、いってっらっしゃ~い!
    お気をつけて・・・

  4. こまち より:

    病を抱えていると、「出来る時に出来ることをする」ということが大切だと思います。私も3回目の手術の後は、出来るだけ自分の気持ちに正直に生きていこうとがんばっているところです。

    みきさんが今したいこと…神様もきっと応援してくれると思います。楽しい旅を満喫してください。応援しています。

  5. 吉川 みき より:

    出掛ける前日と当日、「やっぱりこんな状態で行けるのかしら」と急に不安になってきたのですが、無事に戻って参りました!一週間の間に旅が出来たということが何より嬉しく、プラハもドレスデンもとてもよかったです。特にプラハは美しかったです。歴史的な建物の素晴らしさを目にして、あらためて清水寺や浅草寺など日本にしかない建築物を尊敬しました!少しずつ日記をアップします。写真で楽しんでいただけたらと思います!

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