投稿日:2007年10月07日

2007年10月07日

香春町町民ホールにて、西川峰子さんふるさとコンサート。
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このホールは出来てからまだ2年位のホールらしく、会場客席共にとても綺麗だ。会館の外に出るとすぐのところにはもう駅がある。ドラムの波多江くんは電車で今日ここには直接来ることになっていて、ふと外を見たら丁度姿が見えた。
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サウンドチェックが終わるとリハーサルが始まる。「サウンドチェック」とは、すごく乱暴に言えば一つ一つの楽器の音作りや、ちゃんと問題なく鳴るかどうかを確認する行程だ。私の場合はその日使用する音色をそれぞれ「ポロン」「ブー」「ピロン」と出す。ギターやベースも同じように音を出す。一人ずつチェックタイムがあり、客席の真ん中辺りにあるPAブースと呼ばれている基地のような所に座る「PAエンジニア」さんがお医者さんで、楽器の健康診断を受けるようなものだ。
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先生が「よし、みんな健康です」と診断してくれたら、次は全員で合わせて音を出す。リハーサルだ。
今日は開演時間が4時。いつもはリハーサルがだいたいこの4時ぐらいにあるが、今日は開演が早いので3時間程早い進行になる。
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最初の数曲を、バンドリハで音決めをして、そこから峰子さんに入ってもらっての全体リハになった。
メンバースタッフ共に普段もいろいろな現場で仕事をしている人達なので、実にスムーズに物事が進む。リハーサルも時間の余裕を持って終わった。
今日のステージの裏は、峰子さんの楽屋、バンド楽屋、スタッフルームの3つに分かれていて、ライブ前はみんなお弁当を食べたり、いろいろ会話も飛ぶ。趣味の自転車の話、最近はどんな仕事をしているのといった情報交換や、会話の中から共通の知人を発見したりと和んだ空気で、少し学校の休み時間に雰囲気が似ている。私はみんなが話しているのを聞いて「あはは」と笑っているのがリラックス出来るみたいだ。
コンサート、開演。
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峰子さんは歌もそうだが、MCでもお客さんをグイグイ引っ張って行く。じゃじゃうまな一面、女性らしい気配り、かっこよくてそれからやっぱり可愛らしい女性だ。ステージに立つ大先輩だなぁと今日もあらためて尊敬をしたのだ。
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今日は私は少し体調が悪かった。一部が終わって二部が始まるまでの間、久しぶりに”無事に終えられますように”と本番中に体のことで弱気になった。数日前からあまり調子がよくなかったが、本番中に具合いが悪くなるのは今まであまりなかったので、無事に終わってまず自分にホっとしたのだ。
打ち上げは博多に移動をして、長浜の屋台に連れて行ってもらった。
懐かしい場所。屋台は15年程前キャンペーンで連れて来てもらって以来だ。多分その時と同じ店なんじゃないか。
お疲れ様でした。
私はお酒は飲めないが、みんながリラックスして笑っている場所に居ることが楽しい。飲めないこともないが、最近はジョッキの上から5センチ飲んだだけで寝てしまう。寝るだけならいいが、具合いが悪くなって寝る傾向にある。
今日、打ち上がったらまたみんな次のことに追われて日々が過ぎていく。
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でもまた今度。
峰子さんはもちろんメンバーもスタッフも、みんな本当に素晴らしい仕事人で、人もみんなおおらかで温かかった。
やっぱり、人なんだなぁ・・・・。
そんなことを考えながら、別れがちょっぴり寂しくなった博多の夜だった。


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